camp2016_kansai03

【実施概要】

  • 日程:2016年8月9日(火)~8月12日(金)
  • 会場:国立曽爾青少年自然の家(奈良県)
  • 参加対象:中学3年生~高校3年生および年齢該当者で、異文化交流に興味と意欲を持ち、集団生活に心身ともに適応できる方
  • 参加費:25,000円(宿泊費、食費、貸切バス代、保険料含む)

このキャンプに参加した留学生と日本人参加生にとって、「最高」以上に、「一生」思い出に残るサマーキャンプにしたいという気持ちを持って学生ボランティア一同で取り組みました。
そのため、今年の関西学生部インターナショナルサマーキャンプのキャッチフレーズを「一生の思い出を、あなたに。」としました。

camp2016_kansai01

飯盒炊爨や運動会など、人気のあるアクティビティに加え、今年は新たに取り組んだことが多くあります。

その1つとして、毎年、インターナショナルサマーキャンプでありながら、留学生のことを考え、英語を使用することを禁止している部分がありました。しかし、今年は参加してくれる日本人の中高生のことをもっと考えたアクティビティを企画していきたいということで、英語など、他の言語と触れ合うことができる時間を設けました。
このプログラムは、留学生が日本に留学にきて、日本語や日本の文化を学ぶということはどういったものなのかというのを、少しでも中高生に体験してもらえる場になるようにと思って取り入れました。また、日本人の中高生が海外に目を向けて留学に興味を少しでも持ってもらえたらいいなという願いもありました。
留学生はというと、彼らも自分たちの言葉はどういったものなのか、また自分たちの母国はどういったところなのかなど、日本人の参加生との話をするきっかけができていました。

camp2016_kansai04

camp2016_kansai02

2つ目の取り組みとして、私たちは毎年奈良県の国立曽爾青少年自然の家という山に囲まれた場所でキャンプを行っています。
今年は山や自然にたくさん触れながら、普段の学校生活では味わうことのできない時間を留学生と参加生が体験できるように、外での時間を例年より多くとりました。
そして、夜のアクティビティでもライトを照らしながら、自然の中を歩くといったプログラムを取り入れました。
これらのプログラムでは、参加生同士、体調に気を使い合うなど、それぞれが協力し合って山を登ったり、自然と声をかけあう様子が見られました。

camp2016_kansai05

キャンプ後は、留学生や日本人の中高生から、1日目は全く知らなかった人たちと4日目には本当の友達になれたので来てよかった、国を超えて友達ができた、今後もまたみんなで集まりたい、来年もまた参加したいといった声が届きました。

国際交流サマーキャンプ > 関西キャンプ


この記事のカテゴリー: 国際交流キャンプレポート

この記事のタグ   : 関西学生部