アフリカとヨーロッパ、そして地中海と大西洋が出会う国スペインは魅惑的な歴史を持ち、その多様な文化とカタルーニャ語、ガリシア語、バスク語そしてスペイン語という4つの母国語を持つ国です。
スペインの各地域にはそれぞれの食文化、ライフスタイル、お祭り、建築方法や音楽が存在します。
屋台のチュロスをホットチョコレートにつけながら、色とりどりの街や村を散策してみませんか。

Fútbol(サッカー)はスペインでもっとも人気のあるスポーツで、そのナショナルチーム「ラ・ロハ(赤)」をこよなく愛するファンが多くいます。
スペインの高校生は余暇をサイクリング、バスケットボール、講座、コンサートなどに費やします。
また、週末の夜はパーティーや映画に出かけたり、友達と地元の広場にあるカフェで過ごしたりします。

ホストファミリーと地域社会

スペインの都市部もしくは郊外に配属されます。また、カナリア諸島やバレアレス諸島へ配属されることもあります。配属地域によって気候が大きく異なります。
多くの家庭では昼食と夕食の時間を家族一緒に過ごします。コース料理を家族でゆっくり食べた後のシエスタ(昼食後の昼寝の時間)、伝統的なスペインの昼休みを楽しんでみませんか。
親戚同士の交流が盛んで、特に長い休みには互いの家をよく訪ね合います。

学校生活

AFS生の多くは公立高校へ配属され、科学・人文社会科学・芸術のいずれかのコースを事前に選択します。必須科目のほかにスペイン語、文学、体育など、さまざまな科目が選択できます。
学年は9月に始まり、6月に終わります。授業は月曜日から金曜日までの週5日制で、8時から始まり、14時に終わります。スペインの学校では昼食は出ませんが、カフェテリアがある学校もあります。1クラスは最大35名です。
地域によってはスペイン語以外の公用語で授業が行われることもあります。
先生と生徒の距離は近く、先生を名前で呼びます。

言語

スペインにはカタルーニャ語、ガリシア語、バスク語、スペイン語と4つの公用語があります。
多言語の国スペインでは、70%のAFS生がスペイン語以外の言語を主とするバイリンガルコミュニティーに配属となります。
ただし、スペイン語は必須教科であるため多くの人がスペイン語を話すことができます。そのため、スペイン語の基礎知識が必須です。
プログラム開始前の準備として、オンライン語学講座が提供される場合があります。

食生活

地域によってさまざまですが、オリーブオイル、ガーリック、トマト、こしょうを使った地中海式料理が一般的です。
スペイン人の1日のメインの食事は昼食で、14時から15時頃に食べます。
夕食時間は非常に遅く、家族が皆揃う9時頃になります。
魚介類が中心ですが、赤身肉や豚肉もほぼ毎日出てきます。
伝統料理タパスを始め、さまざまな料理を味わうことができるでしょう。
パエリア(米と野菜、魚介類を炊き込んだ料理)とガスパチョ(トマトの冷製スープ)はぜひ食べてみてください!

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