もともと私は英語が苦手で、絶対英語圏に行くもんか、と心に決めていました。そのときに反射的に興味をもったのがヨーロッパの国々だったんです。
最初はドイツに興味をもっていたのですが、そのうち「日本国内で誰も話せないような言語を身につけてみたいなぁ」と思うようになり、隣国のチェコ共和国に興味を持ち始めたのです。
チェコについて調べていくと、音楽、芸術、建築物、そしてその街並みの美しさの観点から一気に魅了され、もうここしかない!!と思い、最終的にチェコ共和国を選ぶことになりました。
これはあくまで私の体験談ですが、非英語圏に行く場合、現地に行かないと直接言語に触れることはできないので、なかなか留学前の勉強ってはかどらないと思うんです。
なので、留学前に最低限の挨拶や自己紹介、数字は必ず覚えていくようにしました。現地に着いてからの最初の3ヶ月はものすごく苦労しましたが、最初はまず英語でコミュニケーションをとることから始め、会話というものが成り立ち始めた頃から単語の1個1個をチェコ語に置き換えていくようにしました。
頷きの仕方、会話のリズム、反応の仕方全てをチェコ人に真似ていくようにすると、向こうも自然と英語からチェコ語でやりとりするようになってくれました。ここまできたらあとは自分の勉強次第。チェコ語はヨーロッパ言語の中でも特に文法が難しいとされていたので、私はとにかく文法を勉強しました。
でも、何よりも大切なのは家族や友達との会話です。自主的にどんどん話しかけて、わからないことはすぐに質問する。これが、言語習得の最大の鍵だったと思います。
もちろん様々ありました。家庭に入ってまずショックを受けたのが、チェコでは食事を1日に5回取るということ(もしかしたらうちのホストファミリーがそうだっただけかもしれませんが…)。
女子だったら留学中に10kgは太る、とよく聞いていましたが、こういった食文化の中にいたので、私の場合夏から冬までの半年間で一気に15kgも太ってしまったんです。今となってはいい思い出ですが(笑)。しかし、それも食文化の違いがそうさせただけであったので、帰国してから半年間で体重は元に戻りました。
あと留学中で特に大変だったのは、バスや地下鉄の乗り方でした。乗り方でひとつ間違えば罰金を取られかねない場合もあるので、これらについては地球の歩き方などで確認したり、ホストファミリーに聞いたりしていました。
一言でいえば、私のホストファミリーはものすごく規則正しく、そして家族みんなが協力し合って家事を分担する、という生活を送っていました。平日は毎朝必ず7時起き、休日は8時起きという暗黙の了解があったり、毎週土曜には掃除をし、日曜には休養をとる。こんな生活リズムでずっと過ごしていました。(チェコも週休2日制でしたので)
また、長い休み期間や祝日などがあると、それを利用していろんなところへ旅行に連れていってくれました。
私のホストファミリーはまだ両親ともに若く、留学生を受け入れたのも初めてだったため、最初はどう接していいのかわからず、何度か衝突したこともありましたが、今となってはそれもいい経験だったと思います。衝突を重ねることによって、見えてくるものはたくさんある。そんなことを思わせてくれるような生活でした。
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