不利ではありません。受験で有利な言語を選ばなくても、大学には行けます。国選びをする際に、「言語」で選ばず、「自分の行きたい国」に行くようにしたらいいと思います。
私の場合、イタリアに決めた理由は、ヨーロッパの歴史の深さ、趣、文化の中で生活したいと思ったからです。実際、町を歩けば、歴史的建造物があったり、世
界史の教科書で見たことのある風景や作品を見ることも出来ました。また、イタリア語の語源は、ラテン語なので、フランス語、スペイン語、ポルトガル語を理
解するのが容易になります。さらに各国からのAFSの友人との会話は、最初は英語なので、英会話も上達し、帰国する頃にはイタリア語も英語も話せるように
なりました。
有利、不利と考えるのでなく、自分がどこの国に行きたいのか、そこで何をしたいのか、どうしてその国でないとだめなのか、を充分に考えて国を選ぶと留学先で有意義に生活できると思います。
日本である程度準備することも大切です。でも現地ですることは、とにかく話すこと、相手はホストファミリーでも友達でも話しかけて下手でも何でもみんなに先生になってもらいましょう!!
話そうとする姿勢を持てば、相手も答えてくれます。会話を勉強してから、文法を勉強すると、使い方も理解でき、文法の飲みこみも早くなります。言葉がわからないからといって、部屋に閉じこもったり、パソコンばかりしたり、日本の家族や友達と連絡を取ると上達が遅くなります。
私の場合は、2ヵ月で相手の言っていることを理解でき、3ヶ月で自分の言いたいことを言えるようになり、6ヵ月で会話を楽しめるようになりました。そして、帰国する2ヵ月位前からぐんぐんレベルが上がっていくのが自分でもわかり、帰国する時に空港でグランドホステスの人に現地人と間違えられる程話せるようになりました。その時は本当に嬉しかった!!!
言葉がわからなくって、本当に辛くなることがあると思います。でも、高校生で外国に来ているのだから、辛いのも、留学の醍醐味だと考えてそれも楽しみましょう。辛い分、得られるものも大きく、ちょっとしたことがとても嬉しく感じられます。何でも、前向きに受け止め、理解する努力をするといいと思います。
私がこの留学で得られたものは、AFSの留学で来ている、世界各国の友達でした。フィンランド・ノルウェー・アイスランド・トルコ・スイスからの留学生です。
お互いに同じ辛い思いをしている分、彼らが私の一番の理解者でした。きっと、AFSでパレルモ市に留学しない限り、私は彼らに会うことは出来なかったし、親友にもなれなかったと思います。一緒に歌の教室に通ったり、国際交流パーティに参加したり、旅行をしたり…あの時に同じ場所であの6人が集まれたことが本当に幸せなことだと今でも思い出されます。最初はおぼつかないイタリア語でしたが、彼らと話す際にも徐々に英語で話すのではなく、イタリア語で話したりして自分たちの中でも常にスキルアップを心がけていました。
未だに彼らとインターネットなどで連絡をとって、昨年五月には、ノルウェーの友人が私の家に二週間ステイしていきました。
留学を迷っていたら、帰国生に会えて、体験談を聞けるAFSの留学説明会に一度来て見てください。今、不安に思っていること、例えば受験・言語習得のことなどを教えてくれます。体験談を聞いてから留学をするか否か決めてみてもいいと思います。
また、「留学」は、中途半端な気持ちではできません。自分が納得できた時に応募してみてください。私は、一人でも多くの人が「国際交流」ということに興味を持ってもらえて、AFSの交換留学生として世界を見てきてくれたらいいなと思っています。
AFSでの交換留学は、歴史があって有意義で本当に楽しいです。ぜひ参加してみてください。
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