AFSが日本から派遣している国の中で、中国語とタイ語だけがアルファベットを使用しない文字です。もちろん漢字でもありません。特徴としては、丸の部分から書き始め、一筆で書けることです。このまるで暗号のような文字を、私は1ヶ月間くらい毎朝ひたすらタイ語の文字を書くことで覚えました。
また、中国語には声調が4つありますが、タイ語には5つあり、日本語にはない発音もいくつかあります。発音については、タイ人の友達が間違いを指摘してくれたので、徐々に慣れていき正しい発音で話すことができるようになりました。
まず、トイレの様式です。聞いたことある人もいると思いますが、基本トイレットペーパーを使いません。水を使うのですが、慣れるまでは少し時間がかかりました。でも、コツをつかんだ瞬間はタイ人に一歩近づけた気がして嬉しくなりました。
そのほかに、たくさんカルチャーショックをうけましたが、同じアジアでも違いがたくさんあって、どれも興味深かったです。
留学して変わったことは、留学前よりも世界に興味をもつようになったことです。タイにも他の国からのAFS留学生が来ていて、どの国の人も違った文化を持っていて、当たり前だと思っていたことも他の国ではまったく気にしていなかったり、逆に共通している部分もあったりして、新たな発見をすることができました。でも、まだまだ知らない国がたくさんあるのでいろいろな国の人と交流したいです。
留学して一番変わったと思うことは、将来やりたいと思うことが明確になったことです。タイには、お金持ちもいます。でも、その傍らには貧しい人がいて、学校に通うこともできない子がたくさんいます。
私は、お世話になったこの国へ恩返しがしたいと思っていて、将来は貧しい人たちの手助けになることがしたいです。
小さい頃から文字というものが好きだったので、日本語、アルファベット以外の文字を読み書きできるようになりたいと思いました。アジアの国でもアルファベットを使っている国が多い中、くるくるとかわいいタイ文字に惹かれてタイに決めました。
私が通っていた学校は中学と高校が一緒になっていました。高2の日本語の授業があるクラスに配属されましたが、自分の興味にあわせて他の学年のクラスで、中国語や料理、楽器などを習っていました。
そのお陰で中1の生徒から高3の生徒まで知り合いができ、どこにいても誰かが話しかけてくれる、そんな学校生活を送っていました。
留学前はタイ語を見たことも聞いたこともありませんでした。タイへ留学することが決まってから自然に、タイに関する本を読んだりニュースを聞いたりするようになりました。
そして半年間、週一回のタイ語教室へも行きました。私は自分の行く国についてとにかく知りたくて調べていたので、やらなくてはいけない、といった義務感は全くありませんでした。タイ語教室で覚えた言葉も、口からすぐに出るのは挨拶程度でした。
教室で得たのは言葉よりもむしろ、タイ人の先生が教えてくれたタイの文化や、一緒にタイ語を学んでいたクラスメイトを通して日本にこんなにタイが好きな人たちがいるのだ、というのを知ったことです。
ホストファミリーとはお父さんとドライブに行ったり、お母さんと料理をしたり本当にたくさんの思い出ができましたが、一番私を悩ませ、喜ばせたのは妹でした。
留学は私にとって初めてのことばかりで戸惑うことがたくさんありましたが、妹にとっても初めての体験でした。自分の部屋に知らない日本人が来て、会話もできず、予測のつかない行動をとる。そして周りはその日本人ばかりに注目する。いろんなことを我慢していたと思います。
妹と私は言い争うことは少なかったものの、態度で表してけんかしていました。でも一緒に生活する中で、泣いたり笑ったり、夜遅くまで将来のことを語りあったりして、共感できる部分も尊敬できる部分も見つけました。
すごく妹を嫌いになった時期もあったのに、それ以上に好きになって、今では私の大切な妹です。
留学体験が時間をかけて教えてくれることはたくさんあるけれど、妹ができたことは何ものにも代えられない幸せなことだと感じています
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