慣れない土地で一番怖いのはやはり病気や怪我だと思います。私はたいしたことではないけれど、ある日突然とてものどが痛くなりました。ママにその時流行っていた伝染病かもしれないと言われ、病院に連れて行ってもらいました。幸い伝染病ではありませんでしたが、原因は不明でした。留学中は常に体に気を使うことが大切だと思います。
あと、風邪をひいたときに、夕食はピザというのも辛かったです。さすがにその日は自分でうどんを作って食べました。そういった体験も、風邪をひかないとできないので、一度くらい風邪をひくのもいいかもしれませんね。
私のホストファミリーは母子家庭でした。兄弟は4人のうち3人が独立していたので、普段は一番下のホストシスターとママの3人で暮らしていました。はじめとても静かな家に慣れず、ホームシックにかかったこともあったけれど、すぐに慣れました。
母子家庭も普通の家庭も、あまり変わりはないというのが私の感想です。母子家庭で生活することによって家族にもいろいろな形があることを知り、また自分の家族のことを考えるいい機会になりました。とても貴重な体験をしたと思っています。
今でも時々家族の様子が書かれた手紙をママが送ってきてくれます。それを読むとなんだか幸せな、暖かい気持ちになります。全く知らない、ろくに英語も話せない私を受け入れてくれたことにとても感謝をしています。
「行ってきます」と言って自分の家を出て、アメリカに「ただいま」と言ってドアを開けるもう一つの家がある。なんか不思議だけど、素敵ですよね。
気がついたら小さいころから海外に興味があったこと。そして両親に「一年くらいどっか行ってきたら?」と言われたので、留学をすることに決めました。
留学先では、世界各国から来る留学生たちとも友達になります。年に何回かあるオリエンテーションは本当ににぎやかでユニークです。毎回彼らに会えるのが楽しみでした。
私はエジプトの女の子と同じ高校に行き、帰る頃には一番の仲良しになっていました。一度にたくさんの国の人たちに出会い異文化を知ることができるのも、留学の魅力だと思います。
ホストファミリーとの生活の中で1番の思い出はクリスマスです。11月のサンクスギビングが終わるとまわりの雰囲気はクリスマス一色になりました。
私たちはまずクリスマスツリーを切りに行きました。中でも1番形がよいものをと、吹雪の中1時間ほど歩き回って探した覚えがあります。ツリーにシュガークッ
キー、買い物、デコレーションと全ての準備が整い、いよいよ当日。私はそれまでの人生でもらったもの全部を足してもまだ足りないような数のプレゼントをも
らいました。こんな素敵なクリスマスは私の一生の宝物です。ホストファミリーありがとう。
私のホストファミリーはお母さんとお姉さんのニッキーでした。彼らは私のことを本当の家族のように扱ってくれ、よく一緒に出かけたり、私にも仕事を与えてくれたり、時には本気で叱ってくれたりしました。
私が日本に帰る時には、いつでも帰ってこられるようにと、家の鍵を持たせてくれました。そして、帰国してしばらくたった現在も、メールや手紙で連絡をとりあっています。ホストファミリーは留学中の1年間だけの家族ではなく、これからもずっとずっと私の大切な家族です。
留学して変わったことは自分に自信を持てるようになったことだと思います。
留学中は毎日が新しいことへの挑戦、未知への体験の連続でした。なので、留学後は何か難しい問題に直面しても、1年間アメリカでの留学生活をやりとげることが出来たのだから、何だってできる!というように考えるようになっていました。どんなに困難なことや初めてのことにでも、前向きに積極的に取り組めるよう
になったと思います。
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