2008/7/21 - エイ・エフ・エス日本協会 新事務局長就任ご挨拶
「ご挨拶」
財団法人エイ・エフ・エス日本協会事務局長
髙田 祐三
7月1日付で前任の大山局長の後を受けて事務局長に就任いたしました。AFSとの関わりは、1972年に年間派遣生として米国のカリフォルニアに留学して以来、36年に及びます。足繁く毎日のように事務所に通った学生ボランティアの後、社会に出てからも多忙な商社勤務の合間をぬってAFSとの関わりを続けてきました。しかしながら、このような重職に就くことになるとは夢にも思わず、AFSとの縁の深さに改めて驚いています。
AFSが自分の人生を変え、AFSのおかげで今の自分がある、ということをいつも感じています。海外を舞台に活躍したいという強い思いで総合商社に入社しましたが、これもAFS留学の1年間が原体験となった異文化への興味やあこがれの発露であったと思います。
AFSの体験も、そしてAFSを通して知り合った人との関係も生涯続きます。3年前、AFSの国際会議でイタリアに赴いた際にデンマークに立寄り、カリフォルニアで共に一年を過ごした留学仲間と32年ぶりに再会する機会を得ました。また、2年前にはニュージーランドで別の留学仲間と33年ぶりの再会を果たし、地元新聞にもとりあげられました。今年6月にAFSの研修で米国に行った際は、その機会を利用してカリフォルニアのホストファミリーを訪れました。AFSの留学以来、35年間で約10回の里帰りをしているのですが、事務局長就任を控えて自分のAFS体験の原点に戻れた今回の訪問ほど感慨深いものはありませんでした。ホストスクールを訪問した日は、折しも卒業式の日で、35年前の自分の姿をそこに重ね合わせました。私が学生ボランティアの頃に日本でお世話をした当時の受入生2人にも 10数年ぶりの再会を果たしました。何年経過しても、再会した瞬間に長年来の友人に戻ります。AFSのおかげで自分の世界はなんと広がり、豊かなものになったのだろうかと、改めて感じます。
「AFSの体験がその後の人生を変える」という喜びを次世代に伝えるためにこれまでボランティアをしてきましたが、これからはスタッフとしてそのことに専念することになります。数年前に国際本部の会長に就任したタチ・カザール氏は、「自分は毎朝目が覚めたら世界中にいる1万以上の留学生のことを思い、この若者たちに素晴らしい体験をしてもらうという仕事に就いていることの幸せを感じている」と就任の喜びを話していましたが、自分もその「幸せ者」の仲間入りが出来ることに、望外の喜びを感じています。AFSの世界に一層踏み込んでいく自分をみつめながら、改めて36年前の1年間の体験がきっかけとなった「生涯学習」の機会に感謝し、同じ喜びを一人でも多くの人に持っていただきたいと、微力ながらこの重責に全力投球する所存です。
『PRESIDENT Online』にインタビューが掲載されました。
■「世界を変える人、日本を変える人」
http://www.president.co.jp/pre/special/interview/afs/
| 印刷用はこちら |
