長野南信支部恒例の高遠合宿が今年も去る5月23日(土)、24日(日)の両日に国立信州高遠青少年自然の家で開催されました。

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長野南信支部、長野北信支部、異地域交流で来信した東京城北支部のトータル9名の留学生と共に日本人の中・高校生が交流を深めました。

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初日のメインイベントは、何といってもハイキング!ただ歩くだけじゃつまらないので、3つのグループに分かれオリエンテーリングを行いました。
歩くだけなら1時間程度の距離になりますが、問題を解きながらのコース。スタートした直後から道に迷い、迷いに迷って出発地点に戻って来てしまったチームもありました。気を取り直して再出発です!!!

ハイキングコースでは、最初に、川を渡る木の橋に遭遇しました!さて『この橋の長さは?』これが第一問目でした。

どの班も留学生と日本人学生たちが協力して知恵を絞ります。腕の長さを目安にする生徒。足の歩幅を目安に測る生徒。柱と柱の間を1mと予想して長さを出した生徒もいました。
いつも何かに頼っている私たち。自分自身の感覚だけで予想を立てる難しさに頭をひねりました。

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その他には、『自然の中にある色は?』人工的な色を除いて、自然界に存在する色を探しながら歩きました。緑、黄色、茶色、ピンク、赤、紫、白等々。自然界には、色々な色が存在することを見ることが出来ました。
次に『どんな音が聞こえますか?』人工的な音は一切しない代わりに、自然の音がとても騒がしくそれでいてさわやかに聞こえていました。セミの声、カエルの声、鳥の鳴き声、クマよけの鈴の音、風の音、小川のせせらぎ…。そして、途中蛇に出くわして『ぎゃー』と言う、支部員の声!

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こんな問題もありました。『留学生たちの名前にきれいな漢字の名前を考えてあげよう。』
1つ、なるほど!と思うつけ方をした名前があったので紹介しますね。『寿茶菜』です。みなさん、この名前をなんて読みますか?答えは、スティナです。寿と菜はそのままですが、日本語で『ティ』という漢字がなかなか思い浮かびません。生徒の1人が『ティは、Teaにも聞こえるから「茶」で良いと思う!』と、ナイスな意見を言ってくれました。考え付いたのは、留学生です。Teaは、漢字で「茶」と知っているとは、しっかり勉強していますね。感心しました。
そして最後に『疲れた、を他の言い方で』の問いにこの地方の方言の「ごしたい」を覚えてもらいました。
途中途中でいろんなハプニングに遭遇しながら、クタクタになって帰ってきた生徒と支部員。まさに『ごした~~い』でした。
それでもすべての問題がポイントになるので、優勝目指して頑張ったみんなに大きな拍手を贈りたいと思います。

留学生のある一人がハイキングの感想に「ハイキングは最高に楽しかった。摩訶不思議なアドベンチャーのようだった」と言ってくれました。

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さぁ、来年の高遠合宿は、どんなメンバーでどんなことをやりましょう。今からワクワクが止まりません。

支部へのお問合せ

(公財)AFS日本協会 長野南信支部
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