4月10日(日)、尾道市総合福祉センターにて、尾三支部にやってきた3人の年間留学生(アメリカ、デンマーク、韓国)の歓迎異文化交流会を行いました。

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今回の司会はジュニアスタッフの中学生たち。照明の担当もジュニアたちが引き受けてくれ、大活躍でした。

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 まず、留学生たちに自己紹介と自国の紹介をしてもらいました。
3人は画用紙に国旗や母国語での挨拶を書いて紹介したり、パワーポイントを用いて、有名な場所やお気に入りのビーチ、そして家族のことなどを話したりしてくれました。

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 その後、尾三支部からコスタリカに留学した帰国生にスピーチをしてもらいました。
なぜ留学したのか、そしてなぜコスタリカなのか。また、留学中の嬉しかったこと、辛かったことなど様々なエピソードを交えながら話してくれました。
「コスタリカには、日本語を学びたい人が多いが、日本語教師が足りない上に高額なお金が必要であるという理由で願いがかなわない人がたくさんいる。将来はコスタリカで日本語教師として活躍したい。」という言葉が印象的でした。これから留学したいと思っている中高生の後押しをするようなお話でした。

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 そして、異文化交流ということで、海外の話だけでなく、日本のことを知ってもらおうと、国際空手道連盟極真会館広島県支部の皆さまをお招きし、極真空手を披露して頂きました。
型や組手だけでなく、実際に板割やバット割まで披露して頂き、留学生はもちろんのこと、会場中が技に見入っていました。
日本人でもなかなか生で見る機会がない空手ですので、留学生にとっても貴重な経験になったと思います。
最後に、留学生は板割の板をお土産に貰い、割る素振りをしていましたが「やっぱり無理だよ…」と嘆いていました。

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 その後、お楽しみの茶話会では、世界のお菓子をつまみながら、70名を超える参加者の皆様と交流しました。
また、留学相談ブースでは留学希望の高校生や、「息子が留学したがっているので…。」というお母さんが熱心に話を聞いておられました。

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 留学生は日本に来て2週間しか経っていませんが、確実に到着時よりも日本語が上達し、表情も明るくなっているように見えました。
これからも多くの方々の支えを頂きながら、有意義な留学生活を送ってもらいたいものです。


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