留学生と日本人中高生との交流キャンプ

 

9月2&3日、長野南信支部の恒例行事、高遠合宿を、今年も初秋の風渡る国立高遠青少年自然の家で開くことができました。

出身国は日本を含め8カ国。今年は近隣の富士北麓支部と長野北信支部からも参加者があり、参加者総数は支部ボランティアも含め30人となりました。
7人の留学生、帰国生、65期派遣内定生、一般の中高生、それぞれ、ほとんどが初顔合わせです。

到着後、まずは小グループに分かれてオリエンテーリングハイク。
地図とコンパスと知り合ったばかりの仲間のチームワークをたよりに、より多くのポイントをチェックして、時間内に自然の家のロッジまで帰ること。
各グループには支部ボランティアの「かつての高校生」がつきますが、この「かつて」さんの体力を見事に無視して(笑)各グループ、より遠くへ、より多くのチェックポイントを得ようと、山の中を歩き、いえ、走りました。

今年の高遠合宿はとにかく留学生と日本人中高生が交流すること!
毎年行っている高遠合宿ですが、留学生は留学生同士でかたまり、日本人中高生も恥ずかしいのか、なかなか混じろうとせず、不完全燃焼で終わってしまうことが多かったので、その反省からプログラム内容も工夫しました。

ハイキングも以前はもう少し大人数のグループでしたが、4~5人の本当に少ない人数にして、全くの初めて同士で行いました。
そして、昨年までは留学生の自己紹介プレゼンテーションや帰国生の帰国報告に夜の時間を費やしましたが、それを辞めてチーム対抗のレクリエーションにしました。

日本固有の遊びである折り紙やけん玉に挑戦したり、英語・日本語の日常単語を早く言うスピードゲームなど、大いに盛り上がりました。

一夜明けた翌日は郷土食「五平餅作り」に挑戦。講師の方の指導のもと、五平餅を皆で作りました。

前日のハイキングやレクで距離が縮まったのか、写真を見ると、留学生も日本人生徒たちも協力して作り、合間におしゃべりに花を咲かせ、笑顔がいっぱいです。

出来上がった五平餅は留学生にも日本人生徒にも好評で、美味しい、美味しいとほおばっていました。

最後は支部ボランティアにも参加生徒の皆で「ありがとう」の挨拶をしてくれて、サポートをしたボランティアたちも嬉しく思いました。
ここでの出会いが忘れられない思い出となり、絆が続くことを願います。

 


支部へのお問合せ

(公財)AFS日本協会 長野南信支部
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