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不思議なご縁から我が家にドイツからの娘がやってきました。
AFSの存在は自分が高校生の時から知っていましたが、実はボランティアする予定はありませんでした。
ところが長女が就職のため関東へ引っ越しをした次の日、友人からのメールでホストファミリーを探しているという連絡が入り、リアノンは一か月後、ウェルカムファミリーのお宅から引っ越ししてきました。

リアは、日本の高校生になりきること、そして家では本当の家族になるというはっきりとした希望を持っていました。
我が家にいた9か月の間、山あり谷ありで、本人も大変だったと思います。何度もくじけそうになりながらもねばって、ねばって、希望をしっかりと叶えて帰国していったと思います。
少なくとも私にとっては本当の娘になりました。

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日本とドイツの違いについてもよく話し合いました。
私たちが当たり前にしていることが誤解を招いたり、逆にむこうが普通にしていることをこちらが誤解しているということがよくわかりました。
またドイツの若い世代がどう考えどう感じているのか、沢山話を聞かせてくれました。
ドイツ人としての個人主義、独立心を持ちながら、日本的な思いやりの心を持つ。ドイツの親しい人を大事にする習慣も大切にしながら、日本人のように誰にでも親切にする。
両国の良いところをあわせもつ素敵な社会人に育ってもらえたらと願っています。

2014年にドイツ留学生リアノンさんを受け入れ
Iさんファミリー(大阪府)


この記事のカテゴリー: ホストファミリー体験談