わが家で初めて留学生を受け入れたのは6年前です。
JENESYSプログラム(※21 世紀東アジア青少年大交流計画。日本政府のイニシアティブにより2007年から5年間実施された)で参加したタイからの女の子ナッちゃんをはじめて受け入れました。
たった1週間の滞在でしたが、家族みんなが初めての外国人の女の子にドキドキ、何にでも「へえーっ」と驚いたり、一緒に笑ったりする一時を共にする中で「ホストファミリーっていいなぁ」と感じるようになりました。

その後、ご縁があり旭川支部の支部員となり、LP(支部の留学生担当ボランティア)、ホストファミリーといろいろな立場で生徒たちの日本での留学生活にかかわる機会が増えてゆきました。留学生は日本で1年生活して帰国してしまいますが、わが家には、「世界のいろいろな国でみんなどうしているのかなぁ?」とふと思える子どもたちがたくさんできました。今は何よりもその子どもたちとの交流が楽しいです。そのいつくかをご紹介させていただきます。

AFS reunion(2012年7月)

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AFS reunion

2012年7月、我が家に里帰り生が集まりました。この年、2年前に旭川支部で受け入れたノルウェー生のサイモン、スイス生のレベッカ、フィンランド生のラウラ、アメリカ生のケリーがみんなで相談して同時期にそれぞれのホストファミリー宅に里帰りしました。
その年、わが家ではタイ生ブーンを受け入れていました。ブーンと同期の中国生ユンダも参加、里帰りした留学生のホストファミリーや支部員が勢ぞろいする楽しい一晩を過ごしました。わが家での「リトルAFS旭川支部同窓会」のようでした。

イギリスのマディとタイのブーン(2012年)

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イギリスのマディとタイのブーンと「家族写真」

わが家では2011年にイギリス生マディ(AFSオーストラリア経由で参加)を受け入れました。日本が大好きなマディは、帰国した翌年、2012年に我が家に里帰りしてくれ、1か月間一緒に過ごしてくれました。
マディの里帰りの当時、タイ生ブーンを受け入れた年でもあり、マディとブーンは1か月間わが家で過ごしました。マディは、ホストスクールの北海道立凌雲高校のご厚意で2週間ほど通学させていただきました。朝、お弁当をもってブーンと一緒に「行ってきまーす!」と朝出ていく二人の姿はまるで姉弟のようでした。

マディは里帰り中に「お母さん、お父さん、いつイギリスに来てくれますか?」「早く来てくださいね!」といつも言ってくれていました。そんな言葉に誘われ、2013年9月にイギリスマンチェスターに渡り、マディとその家族に会いに行きました。
マディのお母様に初めてお会いした時「やっと、お会いできましたね」と言ってくださりました。4日間マディの家に宿泊させていただき、イギリスの家庭生活の一端を垣間見せていただく機会に恵まれました。そして、マディの新しい門出(ballet学校の入学式)にも日本の親として出席させていただき、マディの進学をマディのご家族と一緒にお祝いさせていただきました。

マディのご両親と私たち家族とイギリスで数日間滞在した折に、マディのお母様から「マディには2つの家族があります。イギリスの家族と日本の家族です。私たちは親戚ですね」とおっしゃってくださりました。我が家にとって本当に嬉しいことでした。このようにホストファミリーと留学生との繋がりは1年では終わらないのです。

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英国マンチェスターでマディのご家族と(2013年)

これまで出会った留学生たちは、遠い外国に住んでいる子どもたちですから、もちろん簡単に会うことはできません。でも、ホストファミリーとなり、彼・彼女と一緒に生活していた時の心の絆が我が家にはあります。「いつも、どうしているのかしら」と心の片隅で思いを馳せることができるのは私たち家族にとって幸せなことだと思います。これからも遠い空の下から遠い外国に住む子どもたちにエールを送り続けていきます。

これまでに受け入れた留学生

2008年JENESYS生 NUTCHANUN KAITRUNGVILAIKUN(NAT)(タイ・女子)
2010年JENESYS生 ANCHISA UTJAPIMUK(BAMB)(タイ・女子)
2011年1月-3月Madeline Donlon(イギリス・女子)
2012年PANUPONG UTVICHAI(BOOM)(タイ・男子)
2012年 KIZUNAプロジェクト生 Ooi Pei Jhen(マレーシア・女子)
2014年5月-7月 Alexis Reb(アメリカ・女子)

阿部さんファミリー(北海道 旭川支部)


支部へのお問合せ

(公財)AFS日本協会 旭川支部
info-asahikawa@afs.or.jp


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