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私は、今回の留学で語学を学び、人として成長できたと思います。なぜなら、今までまったく体験したことのないことや、日本にいただけでは気づかなかったであろうたくさんの事を発見できたからです。
また、自分で決断し進んで行動する大切さを学びました。コスタリカという小さな中米の発展途上国に行き、「日本語も英語も通じないところで受け身でいても何も始まらない、何もできない」と感じました。そこで、スペイン語の勉強や、現地の人の習慣・文化を積極的に学ぶようにしました。

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年末に親戚の家で

コスタリカの文化を学んでいくうちに、自分がいかに日本について知らないかを感じるようになりました。例えば、友達に「なんで日本人は、家の中で靴をぬいで生活しているのか」と尋ねられたときに、私はその理由を答えることができませんでした。自国を知らなければ交流はできないと思いました。また、外国の文化を学ぶことで日本のよさも分かるようになりました。
コスタリカの近隣の国も訪れましたが、コスタリカと違って、格差社会が目に見えて分かるくらいひどい状況の地域や、貧しいホームレスの子どもたちがたくさんいる地域もあり、ショックを受けました。コスタリカにいただけでは分からなかったコスタリカのよさを学ぶことができました。

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帰国の前日のホストファミリーとLPとみんなで海に

帰国の1ヵ月前には、以前から興味のあった在コスタリカ日本大使館を訪問しました。そこで、大使館員の仕事についてやコスタリカと日本との関係について詳しく教えていただきました。

今回の留学で、コスタリカという国と出会い、ホストファミリーと出会い、友達と出会い、たくさんの時間を共有しあうことでたくさんのことを感じ、学び、ひとまわり大きく成長できたと感じます。このことをたくさんの人に伝え、理解してもらい、自分の将来を築く助けにしていきたいと強く感じました。

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帰国の日、空港で

2012年3月 コスタリカ派遣
AFS58期生/AFS地域奨学生(香川県) 朝倉理咲

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