コスタリカは、場所によって気候や文化が全然違います。でもすべての地域に共通しているのは、自然の豊かさです。
家の庭にハチドリが来たり、道を歩けば見た事の無いようなカラフルな花が咲いていたり、日本では見られない、本物の自然があります。それを見たいならやっぱりコスタリカをお勧めします。

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学校の初日は不安でしたが私のクラスは度が過ぎるほどフレンドリーで、すぐに私を受け入れてくれました。最初は言語に自信がありませんでしたが、彼らは不安を取っ払ってくれ、いつも楽しい時間を過ごしました。
言語がままならないから、人間関係が浅はかになりそうと思う人も多いかもしれませんが、必ずしもそうではありません。それは相性によるものだし、私が作った親友たちとは日本でよりも深い関係を築くことが出来ました。文化は違っても人間は変わらないことを実感しました。

コスタリカの学校は日本の学校と全然違います。例えば、日本は授業中みんな集中していて一言発するのも拒まれますが、コスタリカでは皆叫んでいて先生の声が聞こえない程です(笑)売店には生徒がどっと押し寄せるので、大声で10分叫んでやっと買えます。先生がストライキを起こして学校が1ヶ月なくなる事も少なくはありません。

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現地民との交流ももちろんですが、わたしにとって留学生と交流出来たことは大きな意味がありました。たくさんの国の人を知り、その国の存在が身近になることで、今まで曖昧だった“世界”がずっと具体的になりました。視野が広がり、もっと多くの国に行きたいと思うようになりました。
いちばん嬉しかったのは、わたしが悩んでいたり問題を抱えていたりした時、彼らが積極的に動いて解決してくれたことです。彼らとはオリエンテーションや旅行などで色んなことを語り合ったりふざけあったりしたのは、一生の思い出です。この留学で得た親友は、一生の宝物です。

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留学していなかったら今の私はいません。苦労はつきものですが、それをネガティブに受け止めずにいれば、1年後輝いている自分がいるはずです。それは、日本の学校で座って勉強していたら絶対に得ることの出来ない物です。これを読んだ皆さんが、羽ばたく決意をするのを願っています。

2015年3月 コスタリカ派遣
AFS61期生/広島市高校生交換留学生奨学生 髙矢麗瑚

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