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アメリカにきてもうすぐ5ヶ月が経とうとしています。今からアメリカの学校の興味深い授業について話したいと思います。
その科目はROTCという科目です。簡単に説明すると、軍隊について学ぶクラスです。例えばアメリカのリーダーについて学んだり、運動をしたり、マーチング、集団行動などをします。
私はこの科目をとることを決めたとき、全くこのクラスの内容を理解していませんでした。なので、初めて授業に参加したとき、一人唖然としていました。なぜなら、授業の始まりの合図とともにクラスメイトが一斉に立ち上がり私に向かって何か言っているのです。
当時は何を言っているのかさっぱりわからず、てっきり私はみんなに歓迎されているのだと思いました。ですがもちろんそうではなく、私のすぐ後ろにアメリカの国旗があり、全員その旗に向かいpledge of allegiance(忠誠の誓い)をしていたのです。

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本当にはじめの1ヶ月はそのクラスで何をしているのかさっぱりわかりませんでした。一つわかっていたことは、授業に集中していないものは腕立て伏せさせられるということです。授業もさっぱりわからず、運動もあまり好きではなかったので、毎日なぜ私はこのクラスをとったのだろうと思っていました。
ですがそのクラスで友達もでき、だんだんcommanderの言っていることも理解できるようになったころから、そのクラスが楽しみになっていきました。というのも、多くのクラスメイトがミリタリーの家庭の関係で色々な国に住んでいた経験があり、誰にたいしても優しいという特徴があります。人種も様々です。そして熱心に取り組めば取り組むだけゲームのように自分のランクがあがります。

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今ではそのクラスをとって本当に良かったと思います。また人種の多様なアメリカにはROTCは欠かせないと思います。なぜなら人種が違えば見た目はもちろん、考え方、信じるもの、注目するものなど色々なことが変わってきます。そんななか、ROTCというのはアメリカをまとめる中心となるものだと私は考えています。

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2015年4月 アメリカより
AFS61期生/ジャパン・ソサエティーみちのく応援奨学金 五十嵐那奈

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