私の残り半分の留学生活はとても楽しいものになった。
私がホームステイしていたところは本当に田舎で、スーパーマーケットは一つしかないし、タウンはとても小さい。
タウンを歩けば知り合いばかりで本当に驚いた。私は日本にいる時、これについていいと思わなかったが留学してこれは本当はいいことなのだと気付いた。みんな絆が深く、信頼しあっているのが伝わってきた。
買い物する所はなかったが、その分友達やホストファミリーとの時間がとれ、大自然の中で遊ぶことができた。ホースライディングや、フィッシングなど日本ではあまりしないし、実際なかなかできないことだと思う。
ニュージーランドでは現地の友達とやることができた。たくさんの思い出を作ることができた。

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11月の初めに、prize givingというを卒業式をかねたものがあり私も現地の生徒と一緒に参加した。日本の卒業式とは違った雰囲気で新鮮でとてもいい経験になった。
そして、学校は休みに入り帰国までの残り一ヶ月近くは自由に過ごした。私は、ホストファミリーや現地の友達とほとんどの時間を過ごした。

みんなに何を学んできたかと聞かれると正直分からない。1年間、肌で感じてたくさんのことを吸収してきたと思ってる。いつか、それが何かわかった時自分が大きく変わり成長すると思う。
留学先での友達や同じAFSの留学生と仲良くしてたくさんのことをした方がいいと思う。中々、日本人以外の友達を作る機会はない。あちらで作った友達は本当に一生ものだ。

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最後のファミリーフォト。ページ冒頭の写真は、現地の友達と。

語学を身につけるためには、話すのではなく”話しかける”しかない。待っていても誰も助けてくれないからだ。
大変なこともたくさんあったがその分学んだことが多かったと思う。本当に留学という決断をし、そして無事に日本に帰ってこれてよかった。留学したことで、物事に対する考え方が変わった。留学したことで、日本のいいところ、悪いところがみえてきて、それについて考えることがある。

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オークランド空港で日本人との写真

帰国の時の気持ちは今でも忘れない。日本に帰り自分の家族や友達に会える嬉しさ、またニュージーランドの家族や友達を離れる寂しさ…本当に複雑だった。
2015年は本当に最高な1年になり留学して良かったと思ってる。自分の家族、ニュージーランドのホストファミリーや友達、1年間を通して私の留学を支えてくれた全ての人に感謝してる。
この留学を無駄にしないようこれから勉学に励み、将来は日本、そしてニュージーランドの両方の役に立てるような仕事をしたい。

留学に行くか迷っている人がいるなら、ぜひ行くことをすすめたい。これを読んだ人が、一人でも多く留学に行きたいと思ってくれたら嬉しい。

2016年1月 ジャパンソサエティみちのく応援奨学生
AFS62期 ニュージーランド派遣/ 沼畑早希

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