アメリカ、マサチューセッツ州から帰国して早1ヶ月、今振り返るとまるで違う世界を生きていたかのように感じる。
帰国後、留学どうだった?という質問を何度も受けた。この10ヶ月をどう表せばよいのだろうか。私には留学生活を一言でまとめることはできない。

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去年の8月、日本を旅立ってから10ヶ月間、様々な経験をした。英語、文化の違い、ホストファミリー、友達に悩んだ日々さえも懐かしく、愛おしい。人生の中のたったの、されど10ヶ月。一生ものの関係ができた。
辛いことが全く無かった訳ではない。しかし、それを大きく上回る素晴らしい経験、人に出会うことができた。

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この10ヶ月、多くの人が留学の目的とする英語の上達を身をもって実感した。臆さずに英語を話せるようになり私の留学は大きく変わったと感じる。毎日の生活に色がついた。
出来ないから話さないのではなく、話せないからこそ積極性が必要がある。

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私のAFSの支部は活動が盛んで留学生同士とても仲が良かった。2週間のCalifornia Tripは忘れられない思い出である。特にコスタリカとタイからの留学生はお互いの国に必ず行こうというほどの仲になった。帰国後も連絡を取り続けている。
他国からの留学生、その国を知れることもAFSによる留学の長所である。

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アメリカで親友と呼べる友達もできた。毎日のように遊び、冗談を言い合い、ときには真剣に話し、2人はわたしの親友と胸を張って言える。世界の裏側の親友、住む国が違っても作った思い出、関係は一生変わることはない。

ホストファミリーは私に本当の家族のように接してくれた。一緒に住むことに困難がないわけではない。溜め込まず、しっかりとコミュニケーションをとることが重要だ。

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グローバル化が進む世界で英語は必要不可欠となる。しかしながら交換留学は英語取得以上の意味を持つ。その国に行ってみなければ分からないことは必ず存在する。
アメリカでホームステイをして、高校生活を経験したことは私の視野を大きく広げた。この留学を後悔したことはない、そしてこれからも後悔することもないだろう。
私を支えてくれた全ての人に感謝し、ここで作った関係を一生大切にしていきたい。

2016年8月 ジャパン・ソサエティーみちのく応援奨学生
AFS62期 アメリカ派遣/ 篠原 夕依

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