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私がタイに来てから5カ月が過ぎました。留学生活の半分が過ぎたことになりますが、まだまだ驚きばかりの毎日です。

まず、タイと日本のいちばんの違いは気候です。日本には比較的はっきりとした四季がありますがタイは常夏の国です。タイに来た4月は一年の中で最も暑い季節で、連日40℃近くになりましたが最近は25~30℃前半と過ごしやすい気候になってきました。

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また、想像通り食べ物もまったく異なったものでした。初めのころは何もかもが辛くて決まったものしか食べられませんでしたが、だんだんとその辛さのも慣れ食べられるものも増えました。タイの友達にも「雪は辛いもの大丈夫だね」とお墨付きをもらうほどに成長しました。
また、一年中暖かい気候のおかげで果物が豊富です。学校でもパイナップルやグァバ、マンゴーなどを日本では考えられない値段で食べられます。私は熟れていない青いマンゴーが好きで、ほぼ毎日食べています。

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次にタイの学校についてです。タイの公立の学校は中高一貫が基本です。
私の通う学校はこの地域では特に大きく、合わせて3000人弱の生徒がいます。タイの人たちは皆人懐っこく、笑顔がとても素敵です。廊下などですれ違うとよく声をかけてくれます。そうしてもらえるのはやはりとてもうれしいものです。

タイに来たばかりのころは、「なんで私はこんなところにいるのだろう」、「もう帰りたい」と思ったことも数え切れないほどありました。
言葉も通じない上に何もかもが日本と違い、それをなかなか受け入れられず、また受け入れたいとさえ思わなかった時期もありました。
そんな時、私の心の支えだったのはやはり日本にいる家族でした。留学したいと話した時も背中を押してくれ、タイに来てからも手紙や小荷物を送ってくれたり、時には電話をしたり。日本にいた時は親の存在を煩わしく思うこともあったけど、親元を離れてみて、やっとそのあたたかさや大切さに気づくことができました。

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私は残り5カ月を今までよりさらに積極的に、貪欲に過ごしたいと思います。タイ語ももっと上手くなりたいし、タイ料理にも挑戦してみたい。
ここでしかできない経験を積んで、自分の引き出しを増やしたいです。今、ここでしかできないことが私の周りにはまだたくさんたくさんあります。
タイで過ごすこの一年で私の興味の幅は大きく広がる気がしてならないし、それらはこれから先の私の人生に大きな影響を与えると確信しています。

2016年9月 クン・サナン奨学生
AFS63期 タイ派遣 / 桑原 雪

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