5月21日(木)、ドイツ留学生シャンタルは、全国で2番目に古い歴史をもつ、長野市立川中島小学校の5年生3クラスの児童と1日交流活動をしました。

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1時間目にシャンタルは大教室に集合した5年生全員に歓声で迎えられ、まず日本語で自己紹介を始めると、「日本語上手~!」と子供たちから驚きの声が上がりました。
彼女が用意したパワーポイントで、美しい写真とともに、ドイツや故郷、ドイツの食事、小学校の勉強など次々説明がなされ、子供たちは時々感嘆の声をあげながら、興味深々で見、聞いていました。

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それから子供たちの質問攻めにあい、アルファベット1文字を背中に書いて次々伝えるゲームやドイツ式の「シン、シャン、ション」のかけ声のじゃんけんゲームで大いに盛り上がりました。

その後は1限ずつ3クラスの外国語の授業に参加しました。”How many” というタイトルで各国の数の数え方を習いました。
今日はシャンタルがいますので、もちろんドイツ語で1~10まで、シャンタルの発声に続いて子供たちが発音しました。子供たちの覚える早さにびっくりです。

途中の休憩時間には、女子児童がシャンタルの長いブロンドがかった栗色の髪を、きれいに三つ編みに結ってくれました。

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給食も一緒に頂き、午後の授業は調理実習で、子供たちと協力して温野菜サラダを作りました。子供たちがシャンタルを気遣ってくれる姿が印象的でした。

最後に児童から今日の交流活動の感想を綴った文集がプレゼントされ、とても感激した様子のシャンタルです。
「とっても楽しかった。日本に来て日本の小学校を体験できてしあわせ」とみんなに語ってくれました。
児童からの「日本のどこが好き?」と言う質問に「全部好き!」と答えたシャンタルは、ホストファミリーをはじめ地域の皆さんに支えられ、充実した日々を過ごしています。

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校長先生からは、「子供たちに貴重な体験を与えてもらい有難い」との感謝のお言葉を頂戴しました。
子供たちにとってシャンタルとのふれあいの1日が、世界に興味をもつ、一つのきっかけになってくれたら、大変嬉しいことです。

6月には同校の6年生とも交流活動が予定されています。その時には廊下でシャンタルに会ったら5年生は「グーテン ターク!」と声をかけてくれる約束になっています。

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