AFSでは、多様な人々・文化・考え方が共生できる社会を目指して、全国各地で交流プログラムの実施や異文化学習活動に取り組んでいます。全ての活動をボランティアが支えるAFSの活動に、あなたも参加してみませんか?
ボランティア活動のコンテンツ
AFSは国際的なボランティア組織です
AFSは世界約60か国のパートナー組織がネットワークで結ばれているグローバル・コミュニティで、2015年にはUNESCOのオフィシャルパートナー(consultative status)として認められました。
多様な文化・価値観をもつ人々がお互いを尊重しながら共に暮らしていける社会を目指して体験型学習の機会を提供していますが、その活動を支えるのは全てボランティアです。世界5万人以上、日本では学生と社会人をあわせて約1300人のボランティアが全国71支部と4学生部で活動しています。
AFSボランティアが担っている活動

サポート
- ホストファミリーと学校を、留学生と組み合わせます
- 留学生を地域コミュニティに紹介します
- プログラム期間を通して留学生、ホストファミリー、学校の相談役となります

企画
- 留学生、派遣生、ホストファミリーのオリエンテーションを企画し、運営します
- 交流イベントを企画し、運営します
- 派遣生やホストファミリー、ボランティア募集のための説明会を企画し、運営します

研修
- サポートや異文化学習の研修に参加します
- 留学生、派遣生、ホストファミリーがプログラムを通して異文化学習できるようサポートします
- 自身の異文化体験を共有します

組織管理
- AFS組織内の各種委員や役員を務めます
- ボランティア組織の運営方法を学びます
- 地域・社会に貢献します

ボランティアの声
東海支部 内田宏男さん(写真左)
我が家の娘たちは高校生のとき、それぞれメキシコ、ドイツ、ベルギーへAFSを通して留学しました。少しは恩返しをと思ったのが、支部ボランティアになったきっかけです。その後、支部長や地域代表を経て、今は理事としてボランティア活動を続けています。留学生が充実した日本の生活を送れるように、ボランティアはさまざまな支援を行います。時には苦労をすることもありますが、帰国のときに流す留学生の涙を見ると、そんな苦労も消えてしまいますね。
長野南信支部 長坂菜摘子さん(写真右)
AFSとの出会いは、子供が2011~2012年にAFSで年間留学したことがきっかけです。以来、支部のボランティアとして支部ならではの活動(登山、郷土料理)を通して自らの「文化」を改めて知る機会でもあります。生徒はいいことばかりではなく、つらい苦しい体験もあります。だからこそ、うれしい体験が貴いのだと思うのです。10代の若者の中身の詰まった学びの1年をそばで見守り、応援できるこの活動は、my pleasureです!
自分自身の成長の機会に
AFSボランティアとして活動することで、できるようになること:
- 経験を積んだボランティアと活動し、建設的な解決方法を学びます
- 思うようにいかない状況を経験することで、自身を成長させます
- 学校や仕事でも役立つような、実用的なスキルを磨きます
- 研修や実践を経て、異文化学習を推進できるようになります
- 問題解決に向けてよりよい判断ができるよう学びます
- リーダーシップのスキルを磨きます
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ICL懇談会(1)私たちの新しいお弁当
異文化理解について理論やモデルを用いて学ぶICL(Intercultural Learning)を留学生サポート現場に役立てたい!と全国のボランティア対象に立ち上がった勉強企画、初回のテーマは「ICLから見た私たちの新しいお弁当」。 -
ボランティア研修「レベルW」(出雲)
5月19日(日)、出雲にて1日研修「レベルW」が実施されました。レベルWは、ボランティアがより良いプログラム運営ができるよう異文化理解について学ぶための研修で、AFSネットワーク各国で実施されています。 -
理解促進研修会(マネー編)開催
7月20日(土)午後、AFS日本協会東京オフィスで、AFSボランティアを対象にした理解促進研修会(マネー編)を開催しました。アジアからの留学生のお小遣いの現状、日本人の金銭感覚、さらに今後の留学生受入のために何をすべきかを話し合いました。