「異文化理解」「人材の成長」AFS北海道の活動

―「どさんこ奨学生」2年連続「派遣2名」「受入1名」!!

AFSの新年度を控えて、AFS北海道(札幌・旭川・帯広・オホーツクの4支部)は年明けの年次総会や新しい事業計画などの作業をハイピッチで進めています。
地域奨学金の「AFSどさんこ奨学金」も今年1年の活動の取りまとめを基礎に支援企業への寄附要請や個人宛ての「DM作戦」に突入、拍車をかけています。

今年は毎年恒例の「AFS留学体験報告・交流会 &どさんこ奨学金報告会」を9月23日札幌で開きました。この集いは、今年帰国した「64期派遣生の報告」、「66期AFSどさんこ奨学生の発表と贈呈式」、そして「どさんこ奨学金活動の年次報告」が主な目的です。会場にはAFS北海道の役員・ボランティア、留学生とその家族、一般市民ら61人が参加。満員で過去最高の活況となりました。

AFS北海道地域代表・畔津正孝さんの挨拶、奨学金基金に寄附を寄せて頂いている個人や会社のうち「(株)ほくていホールディングス」、「ホクセイプロダクツ(株)・ホクセイ金属(株)」様の代表から心のこもった熱いメッセージを頂きました。

留学報告では、どさんこ奨学生の楠達也さん(旭川)が「イタリアに行ってから言葉の壁を克服して多くの友人をつくり、化学やアートにも親しんだ。留学ができたのも奨学金のおかげです」。他の帰国生も映像などをスクリーンに映し出しながら「つらい出来事や苦労も並大抵でなかった。でも私にとっては進路への向き合い方や成長に“大きな宝”となりました」と現地の生活や学習のウラオモテを紹介、来年飛び立つ留学内定生や奨学生に“未知との遭遇”への勇気や夢を与えていました。

集いの後半は、「どさんこ奨学生」として札幌滞在のカーリスさん(ラトビア:Mr.)が人口の少ない母国の光と影などをプレゼンし、「懇談Q&A」では他の受入生も日々上達する日本語で日本の街や高校生の優しさなどを語ってくれました。
(株)セコマ様からは交流の“お伴”に茶菓がご提供されました。
このように21世紀をになうグローバル人材の育成と、いっそうの異文化理解をめざす「北海道のAFS」は更に大きく可能性の翼を広げています。未来のフロンティア北海道を埋没させない若者とボランティアの挑戦! そして、皆さまのおかげで「どさんこ奨学金」(一人50万円)は来年も合計3名の高校生に贈ることができます。北海道ゆかりの方々のご支援によるこの「地域奨学金」は稀な取り組みです。今後ともAFS北海道への応援を宜しくお願い申し上げます。

▼寄附 > AFSどさんこ奨学金


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