我が家は、娘が高専の1年生の時、学校の交換留学で韓国の学生を受け入れました。その時に、同じアジアでも生活習慣の違いなど沢山あることに改めて気づき、家族全員が世界に興味を持ち始めました。
そして、2012年にAFSプログラムにホストファミリーと参加することを決め、1年間ノルウェーの留学生レ―ネを我が家に向かい入れました。又、昨年はたった3ヶ月ですが、タイの男の子を受け入れ、又違った勉強をさせていただきました。

私たち夫婦には語学力は全く無く、当初は不安でしたが、片言の単語と、スマートホンの翻訳機能を使い、あとは世界共通のジェスチャーという武器を使って受け入れがスタートしました。彼女はとてもチャーミングで、日本語がとても上手だったので思った以上に楽なスタートでした。安心して話していると、以外に理解されていない事もあり、アクシデントも何度もありましたが、そんな時はAFSのLPの方が間に入って相談に乗ってくれましたので、帰国まで受け入れる事ができました。

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日本人の高校生と違って意思表示ができる北欧の子は、当時、同じ年の娘にも、かなり刺激的だった様です。娘と2人本当の姉妹の様に仲良く、お互い上手に距離をとって楽しんでいました。一人っ子で育った娘にはとても良い経験でした。又、彼女から聞く外国の話は私達の知らない事も多く、とても勉強になりました。カラオケが大好きで日本の歌を上手に歌う彼女が、クラスメートと一緒に毎日の様にカラオケ通いをするので注意してお互い泣いて喧嘩をしたことも今では良い思い出です。
涙で別れた彼女とは今もメール交換や、記念日にはカードやプレゼントの交換など交流が続いています。今年は家族と一緒に日本に来る予定なので今から楽しみにしています。

ホストファミリーを考えているご家庭は是非、受け入れをして楽しんで欲しいと思います。AFS旭川支部のスタッフは、困った時には夜でも飛んできて問題解決してくれるので安心して受け入れできると思います。

 

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さて、我が家は、ホストファミリーとしてAFSの活動に参加しておりましたが、今度は、娘が、60期生夏組でベルギーに。現在はホストファミリーから派遣生の親としてAFSの活動に参加しています。
ホストファミリーを経験する中で、娘の中で「年間生で留学に行きたい」という気持ちを持ち始めましたが、夫は娘の事を心配するあまりに送り出す事に強く反対しました。そのため、選考試験A日程には間に合いませんでした。娘は泣いてAFSで留学したいと夫を納得させて、選考試験B日程で申し込むことができました。
夫からの条件は治安が良くて、水道水の飲める安全な国の中から派遣先を選ぶという事で、すでに2年生になっていた娘には、年齢制限という条件もあり、数少ない国の中からベルギー王国となりました。

留学までの間、ベルギーからの依頼の無犯罪証明書、家族揃って公証人役場に行っての誓約書の作成など面倒な事もありましたが、娘はベルギーのオランダとの国境に近いフランダースの犬で有名なアントワープ州の田舎町に6月の初めにホスト先が決まり、ベルギー中でも1番乗りという速さで決まりました。
ホストファミリーとなるお兄さんが日本のアニメのファンだった事から日本人を希望していた様です。ホスト先は1昨年前にトルコ人の女の子を受け入れた家庭で娘が2人目の留学生でした。
家族構成は両親と、大学生の兄、専門学校生の姉、1つ違いの妹、犬2匹、猫2匹、にわとり5羽という家族の下で生活を送っています。両親は共働きの家庭なので家族それぞれに役割分担がされていて、娘は兄弟と交替で朝、にわとりの卵取りと、餌やり、夕食の片付けを手伝っています。娘に与えられた部屋は天窓があり星がきれいに見える。と喜んでいます。朝はにわとりと、近所の牛の声で目覚めるようで日本に居たら体験出来ない事だと私達夫婦は喜んでいます。
娘の通う高校は進学校で自宅から自転車で20分位です。妹と一緒なので安心です。又、テスト期間中はベルギーAFSの決まりで留学生はボランティア活動に参加しなければならず、その間は別の町のホストファミリーのお宅で生活し、娘はホストファザーの勤める幼稚園でボランティアした様です。週末はホストファザーの友人宅に泊まりバースディパーティーにも参加し冒険の日々だった様です。
学校は毎週末にパーティーがあり日本にはない学校生活をエンジョイしています。ベルギーの学校には部活動がないので小学校からバレーボールをしていた娘は地域のチームに参加して活動していて、ベルギーのU-18の地区代表に選ばれて公式試合にも出場する経験もできました。
又、仲良しの友人達と他の町のカーニバルに行きベルギーの首相と気軽に写真を撮って送ってきたり日本とは違う国民性を教えてもらったりしています。先日は学校の学年末旅行でイギリスのロンドンに3泊4日の旅行を楽しんだ様です。

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日本を発つ前に1年間オランダ語のレッスンを習っていきましたが、当初は緊張もあり、理解出来なかった様ですが、3ヶ月経った頃、葉書が来て「簡単に感じていた英語が難しく、難しく感じていたオランダ語が簡単に感じています。久しぶりに日本語を書くと難しいですね。」という文章に成長を感じ夫婦で笑いました。
心配していたホームシックは6ヶ月経った頃に、ベルギー時間で朝の5時頃にメールが来て驚きました。いつも送ってくる時間じゃないし、何か変だなーと思った私は、もしホームシックなら頑張れと言えないし。と悩み、ありきたりの会話を返信する事しかできませんでした。なぜなら、ホストファミリーの力を借りて立ち上がって欲しかったからです。
夫と2人、これが派遣生の親の「待つ」「見守る」なんだなあーと心配しながら娘が元気を取り戻すのを待ちました。
そんな時に、我が家に来ていたノルウェーのレーネが両親と一緒にベルギー旅行で娘のホスト先を訪問してくれて、ベルギーの両親のご厚意もあり、ノルウェーの留学生だったレーネは娘の部屋に2泊し、一緒に学校のパーティーにも参加し3日間、久しぶりの姉妹復活に心和んだ様です。レーネ一家とホスト先のファミリーには感謝の気持ちで一杯でした。

今は帰国まで2ヶ月となり、娘は日本にはまだ帰りたくない。と名残惜しんでいます。ちょうど、この週末はベルギーのAFSの方の引率でパリ観光をしています。
留学してからの娘のメールの中に「日本の良さや、日本語の音のやさしさや、言葉に細かい表現力がある事など改めて気づいた」などと送って来ています。これは留学しないと気づかなかった事だと思います。本当に留学させて良かったなと思います。
視野が広がり、日本を離れたことで、日本の良さにも気づき世界中に友人が沢山できました。これは、彼女の財産だと思います。世界中のAFSが留学生を全力でバックアップしてくれていますので、派遣生の親御様は安心して送り出してあげて欲しいと思います。

2012年にノルウェーの留学生レ―ネHaugsgjerd, Leneさんを受け入れ
2013年にタイの留学生ガンくんCHIRABOWORNKUL, KITTIDEJさんを受け入れ
60期夏組 北村美彩さんをベルギー王国に派遣
北村さんファミリー(北海道・旭川)


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