AAI(AFS Asia and the Pacific Initiative)は、アジア・太平洋地域のAFSパートナー間の相互理解を深め、成功事例の共有を通じて各パートナーの活動を強化していくためのネットワーク組織です。地域内のパートナー同士が協力・連携を深め、AFSの使命である「平和で公正な世界の実現」に貢献することを目指し、年に1回、ボランティア代表や職員が一堂に会する会議を開催しています。

2026年は9月9日~12日に、インドネシア・バリで開催され、AAIに加盟する11組織のうち10組織から集結しました。


記念シンポジウム


初日となる9月9日には、Bina Antarbudaya(AFSインドネシア)の70周年を記念するシンポジウムが開催されました。テーマは「未来を創る:世界の平和と繁栄に向けた異文化理解教育におけるAIとイノベーション」。会場では、教育イノベーションがアジア太平洋地域にもたらすポジティブな影響について熱い議論が交わされました。70年におよぶAFSの歴史と実績を基盤に、「AIなどの先端技術による効率化」と「異文化教育が育む人間性や共感力」を融合させることが、これからの地球規模の平和と繁栄に不可欠であるという力強いメッセージが発信されました。

AAI Outstanding Volunteer Award(AAI賞)
AAIでは、地域において顕著な貢献をされたボランティアを称える「AAI Outstanding Volunteer Award」を設けています。
2026年度の表彰では、AFS日本協会から東日本地域副代表・新潟副支部長を務める松永博美さんが受賞されました。
新潟支部は、献身的に活動を続けるボランティアに贈られるガラッティ賞を2010年に受賞した小池泰子氏によって1983年に発足した支部で、今年で42年目を迎えます。
松永さんは、2007年にホストファミリーを引き受けたことをきっかけにAFSの活動に参加。以来、地域に根付いたその草の根の異文化交流への思いを受け継ぎながら、長年にわたり深いAFS愛をもって活動に尽力されてきました。今回の受賞は、そうした長年の取り組みと、模範的な支部運営の指揮が高く評価されたものです。

表彰を受け、松永さんは「支部が活気づくと思える新しい事に挑戦してきました。わからない事は学びながら、難しい事は、周囲の方々に相談したりしながら取り組んできました。
留学を通して成長する若者を見守る事にも大きな喜びを感じています。先輩方が築いてこられた活動を受け継ぎ、次の世代へバトンを繋いでいることに安堵を感じています。人と人との国境を超えた繋がりは私のかけがえのない宝物であり、AFSという場が私自身を成長させてくれています。」と語ってくださいました。

AFSの活動は、世界各国のパートナー組織との連携と、現場を支えるボランティア一人ひとりの情熱によって成り立っています。
特に文化や地理的に近いアジア太平洋地域において強固な連帯を結び、さらに質の高いプログラムと学びの機会を生み出していきます。
そして、この国境を越えた繋がりを現場で支えているのは、他でもないボランティアの存在です。世界と繋がる活動は、関わる一人ひとりの視野を広げ、人生をより豊かに彩る体験にもなっています。
AFSでは、今後もこのグローバルな輪に一人でも多くの皆様が加わってくださることを、心から願っています。
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