イギリスの気候は比較的温暖ですが、天気が変わりやすく、晴れていたと思ったら急に雨が降ってきた、ということもよくあります。国内のあらゆる場所で歴史的な遺跡を見ることができ、30ヵ所以上の文化・自然遺産がユネスコの世界遺産に登録され、世界遺産都市として登録されている街もいくつかあります。

イギリスはスポーツが盛んな国としても知られ、ラグビー、サッカー、テニス、ゴルフなどはイギリス発祥のスポーツと言われています。野球の原型となったクリケットは、日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、イギリスでは国技として親しまれています。留学中、こうしたスポーツに触れる機会も多いでしょう。

ホストファミリーと地域社会

ウェールズの首都・カーディフまたは周辺都市に配属されます。どのホストファミリーもブリティッシュ・カウンシル(イギリスの公的な国際文化交流機関)の規定に沿ったDBS チェック(犯罪歴チェック)と、Celtic English Academy(AFSウェールズ)のスタッフによる家庭訪問を毎年受けています。 イギリスは多民族国家ということもあり、ホストファミリーのバックグラウンドはヨーロッパ系、アジア系、アフリカ系など様々です。

学校生活

配属先は、ウェールズにある公立のSixth Form College(シックスフォーム・カレッジ)で、留学生はYear12に配属されることが多いです。Aレベル(大学入学資格)テストに向けて3~4科目を取ります。学校の時間割は比較的柔軟で、自立して学習することが求められます。

言語

イギリス全土で英語が話されていますが、構成国によってウェールズ語、スコットランド語、アイルランド語といった言語も公用語とされており、たとえばウェールズの街で見られる標識には英語とウェールズ語が併記されていることがよくあります。

留学生であっても、現地の在校生と一緒に授業や学年末試験を受けられる高い英語力(IELTSスコア5.5以上)を求められます。英語力が基準に達していない場合、留学を開始する前や留学中に、追加の語学コースの受講を求められることがあります。

食生活

近年では健康的な「食」への関心が高まったことで、伝統的なイギリス料理のおいしさが注目されるようになりました。また、ベジタリアン・フードやビーガン・フードの人気が高く、国内の多くのスーパーマーケットなどで手に入るほか、学校の食堂でも提供されています。さまざまなバックグラウンドを持つ人々が暮らすイギリスでは、インド料理や中華料理など多彩なジャンルのレストランも街中でよく見られます。

イギリスは紅茶の国とも言われ、一日のうち何度もティータイムを楽しみます。紅茶と一緒に食べるスイーツの種類も豊富で、AFS年間プログラムの派遣先であるウェールズでは「ウェルシュ・ケーキ」という素朴な伝統菓子が好まれます。

St David's Catholic Sixth Form College紹介動画

イギリス のプログラム