AFS日本協会は、2021年3月より、異文化共生スキルを育む、中学・高校向けのオンライン学習プログラム「Global Up Teen」の提供を開始しました。「Global Up Teen」は、自分と異なる人々を理解し、協力して、よりよい社会のために行動する能力、グローバル・コンピテンスを育むオンライン・プログラムです。動画とグループワークによって、自己認識を深めながら、多様な考え方や価値観を尊重し、広い視野で物事を捉え、異なる人々と協働する力を伸ばします。

世界にいる多様な人々と協働するスキルは、単に、さまざまな人々や状況に触れたり、異なる文化について調べたりするだけでは身につきません。AFSの「Global Up」シリーズは、真にグローバル・コンピテンスを伸ばすために必要な「学習」、「体験」、「実践」の3つの要素のうち、「学習」の側面を鍛える教材です。
受講者自身が理解度をチェックしながら進める動画学習と、他の受講者との意見交換、グループワークによって、異文化共生に必要な考え方、意見の違いがあったときの対処法などについて、順を追って学びます。

日本でも、中高生たちのグローバル・コンピテンスを育成する必要性が認識されながら適した教材がない、という需要にこたえるべく、大学生向け、社会人向けに先駆け、10代を対象とした「Global Up Teen」の日本語版を提供することとなりました。

本プログラムは、動画教材、グループワーク用教材、指導者用ガイドブックがセットになっています。受講者数10名から運用いただけます。通常授業の教材としての利用や、長期休暇中や放課後の特別プログラムとして、また、留学プログラムの事前準備などにおすすめです。

Global Up Teen(グローバル・アップ・ティーン)

日本語版開発にあたっては、公益財団法人JKAの補助を受けています


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