6月17日(土)、近畿地域に配属されている8支部の留学生とそのホストファミリー、海外留学を控えた高校生、支部ボランティアなど総勢約50名が、大阪市の国立文楽劇場にて文楽を鑑賞しました。

本公演は「Discover BUNRAKU」という外国の方を対象とした公演で、人形浄瑠璃文楽の名作・名場面が、英語字幕つきで上演されました。

素晴らしい英語解説のおかげもあり、留学生はひとりも居眠りすることなく、熱心に鑑賞していました。

終了後、留学生にアンケートをとったところ、来日前に文楽のことを知っていたかという質問には、ほとんどの留学生がNoと答えており、今回の鑑賞会が文楽そのものを知る機会となったことがわかりました。

本国にこのような人形劇がある国も、留学生の国の中では少なかったようです。

また、文楽を構成する人形、三味線、大夫のどれに興味をもったか尋ねたところ、複数回答ではありましたが、最も多かったのは三味線でした。三味線の独特な響きに、より日本らしさを感じたのかもしれません。
動きや感情の伝え方が面白かったというコメントもありました。

この企画は2年目で、昨年に引き続き近畿地域のCR(コミュニティ・リレーションズ担当ボランティア)の安村氏の呼びかけと尽力で実現したものです。
ご支援・ご協力をいただきました皆様に感謝申し上げます。


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