スペイン・ポルトガル語圏の文化について情報を発信し、それら地域の高校留学の魅力を伝えることを目的とした「フィエスタ・ラティーナ」は昨年より規模を拡大し、駐日ブラジル大使館とインスティトゥト・セルバンテス東京との共催のもと、2箇所で開催いたしました。
またアルゼンチン、コスタリカ、チリ、パナマ、ボリビア、ポルトガル、ホンジュラス、メキシコの8駐日大使館にも協賛をいただき盛会となり、本イベント実施においては多くの帰国生、学生、社会人ボランティアの方々のご支援を頂きましたこと、心より御礼申し上げます。

5月26日 駐日ブラジル大使館

駐日ブラジル大使館で開催したフィエスタ・ラティーナは「フィエスタ(お祭り)」より「セミナー」要素が強いイベントとなりました。
プログラムは駐日ブラジル大使館のパウロ・ガルシアさんのプレゼンテーションにはじまり、ブラジルの魅力について美しい写真とともに紹介していただきました。

次に、「スペイン・ポルトガル語圏に留学する魅力」をテーマにしたパネルディスカッションを行いました。モデレーターはAFSでアメリカに留学し、その後ブラジルの大学への留学経験のある中瀬陽介さんにお引き受けいただき、5名のパネリストに登壇いただきました。
パネリストの内3名はAFSプログラムの帰国生で、アルゼンチンに留学し現在は東京海洋大学で教鞭をとられている中村玄さん、ベネズエラの帰国生の渡邊あづささん、ホンジュラスの帰国生で現役大学生の永井颯斗さんから、現地での生活や帰国後スペイン語をどのように活用しているかについてお話をいただきました。
インスティトゥト・セルバンテス東京のハビエル・ロドリゲスさんからはスペイン語文化圏の魅力や、スペイン語が世界の重要な言語として使用されていることをお話いただき、通訳は高校生の形山秋咲さん(AFSボリビア帰国生)に務めていただきました。駐日ブラジル大使館のレアンドロ・ナポリターノさんからはブラジルの文化や、ポルトガル語圏の文化についてお話いただき、通訳は社会人ボランティアの岡田瑛里さん(AFSブラジル帰国生)に担当していただきました。
さらに会場からは多くの参加者からもスペイン語・ポルトガル語圏への留学の心得や、文化や習慣についての質問があり、非常に盛り上がりました。

途中休憩にブラジルの伝統菓子、ポンデケージョとブラジル産のコーヒーを参加者にお楽しみいただきながら、和やかな交流がなされました。

 

6月9日 インスティトゥト・セルバンテス東京

駐日ブラジル大使館で開催したフィエスタ・ラティーナより規模が約3倍大きいこちらのイベントには、昨年に引き続き日本テレビアナウンサーの岩本乃蒼さん(AFSスペイン帰国生)に総合司会を務めていただきました。
オープニングセレモニーは、メキシコのダンスグループ「Mexico en la piel」、チリのダンスグループ「Grupo Folklorico Chile en Japon」に登場いただき、一気に会場全体を「ラテンのお祭り=フィエスタ」の雰囲気に変えるようなパフォーマンスを披露いただきました。

次に、駐日ブラジル大使館開催のフィエスタ・ラティーナ同様のテーマでパネルディスカッションを行いました。
モデレーターは海外環境協力センターご勤務で、AFSプログラムでブラジルに留学していた坐間昇さんにご担当いただき、5名のパネリストにご登壇いただきました。
AFSプログラムでメキシコに留学していた赤坂陽子さん、ボリビアに留学し現在拓殖大学に勤務されている松本旬子さん、また駐日ブラジル大使館のフィエスタ・ラティーナで通訳として参加し、ボリビアに留学していた高校の形山秋咲さんの3名には留学中のエピソードや帰国後のキャリア形成についてお話を伺いました。
インスティトゥト・セルバンテス東京の館長であるビクトル・ウガルテさんからは美しい写真のスライドとともにスペイン語圏の大きな魅力を語っていただき、通訳は大学生の廣澤和音さん(AFSアルゼンチン帰国生)に担当していただきました。駐日ブラジル大使館のパウロ・ヴィアナさんにはブラジルの魅力を紹介していただき、通訳はJICAご勤務でAFS日本協会理事の小林千晃さん(AFSチリ帰国生)に務めていただきました。

エンディングセレモニーではコロンビア音楽の合唱団に美しい歌を披露いただき、名残惜しくもプログラムは幕を閉じました。

プログラム終了後はインスティトゥト・セルバンテス東京6階の図書館にて、協賛いただいた8つの駐日大使館に加え、インスティトュト・セルバンテス東京やAFS日本協会の個別相談ブースを設けました。
駐日アルゼンチン大使館からはマテ茶やアルゼンチン産蜂蜜が提供され、また駐日ホンジュラス大使館からホンジュラスのチョコレートケーキが振舞われました。

両日のフィエスタ・ラティーナの参加者は200名近くにのぼり、参加者からは「これまで遠かった中南米が非常に近くに感じた」「ラテン文化を楽しめた」と嬉しい感想もいただけました。まさに「生きたスペイン・ポルトガル語圏文化」を体感いただける機会になったと思います。
また、パネルディスカッションに大使館の方々や社会人、高校生や大学生にご登壇いただき、さらに通訳を学生が担当するなど、非常に多様性の高い構成で運営できたと思います。


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