2019年3月24日(日)、福岡アメリカン・センターにて、AFS OPEN ALUMNIというイベントを開催しました。

このイベントは「留学体験者の“本音”を聞く」ことをテーマにAFS留学プログラムの帰国生を対象にした「“公開”同窓会」として開催し、約50人が集いました。

プログラムは、在福岡米国領事館広報担当領事の開会挨拶から始まりました。来年2020年は、東京オリンピックも開催され多くの外国人が来日するとともに、日本国内の国際化も一層進むことが予想されています。そんな好機に、日本の中学生・高校生にも広く世界に羽ばたき、輝いてほしい、という願いを込めて、領事から「Go for GOLD(ゴールドに向かって進め)」という言葉が送られました。

バネッサ善治領事のご挨拶。日本語通訳を、2015年出発アメリカ留学帰国生の川浪大吾さんが務めました

その後は、「“留学経験者”は、こんなことを考えていた!」と題し、パネル・ディスカッションを行いました。
留学を考え始めた中学生・高校生にとっても気になる「留学前」の準備や語学力のことを始め、いつもの「留学体験談」ではあまり語られることのない「留学中、こんな辛いこと・しんどいことがありました」という苦労話まで、会場の参加者全員がパネリストやインタビュアーになり、にぎやかな情報交換の時間になりました。

会場にいる全員が対話できる、アットホームな雰囲気でした

AFS留学プログラムのポスターには、「どんな10代を過ごしたら、なりたい大人になれますか?」というコピーが採用されています。10代のうちに、留学という大きな転機となる経験を経た経験者が、次にどこでどんなことを学び、どんな大人になっていくのか?
留学経験者にとっては、自分の学びを再び整理して、改めて自身の将来を考える時間となり、そしてこれから留学を考えている中高生にとっては、そんな留学経験者の姿を見て、「留学後の成長した自分」をイメージできる貴重な機会となりました。

Café SANCHOPANZAにて、プロダンサーによるレッスンで、ラテンダンスを体験

福岡アメリカン・センターでのイベント終了後は、ラテン文化センター・ティエンポの運営するレストラン Café SANCHOPANZAに、留学経験者が集まり、「“非公開”同窓会」を開催しました。
福岡アメリカン・センターでのイベントに引き続き、留学に関心を持つ高校生も飛び入り参加し、より少人数単位で、留学に関する質問に直接答えていきました。

また、留学経験者にとっては同じ体験をした仲間同士、久しぶりに再会する顔もあり、喜びの歓声がそこここで上がり、参加者はみな、留学によって得られた出会いや縁の大切さを再認識していました。

「留学」は帰国したらそれで終了、ではありません。「留学経験を、自分の人生にどう活かすか」そのことを、留学に関心のある人は留学経験を聞くことで、留学経験者は自分の経験を語ることで、一歩、さらに一歩と前進していける。それを実感した一日になりました。

最後となりましたが、本イベントは、在福岡アメリカ領事館、NPO法人ラテン文化センター・ティエンポ イベロアメリカーノ及び日本の次世代リーダー養成塾のご後援と、多大なご協力を頂き、実施いたしました。
また、当日足をお運び頂いた参加者の皆様ほか、ご協力いただいたすべての皆様に心より御礼申し上げます。

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福岡アメリカン・センター
NPO法人ラテン文化センターティエンポ イベロアメリカーノ
日本の次世代リーダー養成塾


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