「久しぶり」「元気だった?」「変わったね」「変わらないね」「初めまして」・・と様々なあいさつで始まった25期リユニオン。

高校生で1年間の留学に旅立った仲間たちが、帰国後40年記念で初めてのリユニオンを6月1日に東京都内で開きました。

今と比べ、情報ツールが少ない時代、当時派遣された122人中、何人に連絡がつくのか手探りでスタート。AFSの学生ボランティア経験者を中心に10人が幹事となって企画を始めました。試行錯誤すること3ヶ月、当日はメンバーのおよそ半数と連絡が取れ、一次会、二次会合わせて関東のみならず、スイスや関西、九州などから36人が参加しました。
リユニオンにはゲストに当時の事務局でお世話になったお二人をお招きしました。懐かしい顔ぶれに会場のあちこちで歓喜の声が上がっていました。派遣前のオリエンテーションの写真や派遣後の写真、耳に懐かしい音楽が流れる会場は終始笑い声が響いていました。
日程が合わず今回欠席となったロンドン、北海道の在住の同期生からビデオメッセージもあり、懐かしい仲間の今の様子に会場も沸きました。

出来るだけ沢山の人たちと会話をしてもらおうと工夫して、テーブルごとの配席は3回の入れ替え制。その都度、コミュニケーションを図ってもらうためにと、チーム対抗ゲームを取り入れました。
2分間でテーブル全員を紹介する他己紹介ゲームは制限時間を超えると罰ゲームがあります。一人で2分間しゃべりそうになるハプニングもあり、半分以上のチームがタイムオーバー。罰ゲームとして懐かしいAFSの替え歌“AFS Marching”を歌ってもらいました。

当時のことをクイズにしたAFSトリビアクイズや、当時のヒット曲、アーティスト当てクイズなどで盛り上がり、勝者にはAFSグッズや当時の懐かしいお菓子などをプレゼント。
会場で用意していただいた特製の当時のAFSのロゴと派遣先8カ国の国旗入りのデザートも美しく、「食べるのもったいない」といいつつ美味しくいただきました。

最後は幹事の生ギターの演奏とリードボーカルでリユニオンバージョンにアレンジされた“Walk together”を合唱して会を締めくくりました。
今年はAFS日本協会も65周年の節目を迎えましたが、AFSでの1年の留学はその後の人生に多大な影響を与えてくれました。それはそれぞれの分野で活躍する同期生たちの姿からも想像できます。40年という歳月を経ても、ボランティアや元職員、ホストファミリー、派遣生保護者などでAFSに関わっている人も多く、全く色あせていないAFS体験は、これからも私たちの宝物です。
今回の40年ぶりのリユニオンにあたりAFSグッズ、資料提供などでお世話になった事務局に心から御礼申し上げます。


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