2021年2月、架け橋生受入れ校の生徒を対象に、オンライン学習と校内活動を組み合わせた集中プログラムを実施しました。全国11校25人の高校生が参加し、8カ国15人の架け橋生を取材。我が校の“架け橋さん”の紹介原稿を通じて、同世代である留学生への共感・理解を深めました。


オンラインによる事前学習では、「取材相手を理解する」「原稿を書く前に」をテーマに進めました。まずは、取材相手である架け橋生を、異文化理解の視点から理解しなおすことからスタート。

参加者は、同世代の留学生が持つ文化的背景や行動様式を知るとともに、自らも、同様の背景・様式を身につけていることを学びました。高校生記者に必要なスキルとして、取材や原稿作成のポイントもマスターしました。

25人の高校生記者は、10日間にわたり、校内で架け橋生の取材と原稿作成に尽力。アイドルや制服などの身近な話題から政治・歴史・環境といったグローバルな課題にいたるまで、幅広い話題を紹介しました。

成果発表会では「日本を再発見できた」「アジアが身近になった」「教育・政治や環境について考え始めた」などの意見も。

2週間のプログラムを経て、参加生徒は、国際交流の意義を自分のことばで表現し、自身とグローバル社会とのつながりを発見しました。

※本事業は、身近な留学生を通して、日本の高校生がグローバル・コンピテンスの力を育成するパイロット・プログラムです。高校生記者の原稿は、#高校生記者 で検索ください。

(企画・管理統括本部 若生 麻衣)

▼参加校一覧(11校25人)

札幌新陽高等学校 (札幌市)
札幌日本大学高等学校 (北海道北広島市)
八戸聖ウルスラ学院高等学校 (青森県八戸市)
秋田県立秋田南高等学校 (秋田県秋田市)
九里学園高等学校 (山形県米沢市)
山脇学園高等学校 (港区)
法政大学国際高等学校 (横浜市)
福知山成美高等学校 (京都府福知山市)
佐賀県立小城高等学校 (佐賀県小城市)
鹿児島県立甲南高等学校 (鹿児島県鹿児島市)
神村学園高等部 (鹿児島県いちき串木野市)

事前学習では、異文化理解について意見を交換するとともに、“架け橋さん”への取材準備についてアイデアを出し合いました

この記事のカテゴリー: AFS活動レポート

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