【実施概要】

  • 日程:2019年8月2日(金)~8月4日(日)2泊3日
  • 会場:国立岩手山青少年交流の家(岩手県滝沢市)
  • 募集対象:主に東北各県在住の中学・高校生
  • 参加費:16,000円(キャンプTシャツ込み)

今年度のみちのく国際サマーキャンプは、Challenge 挑戦をテーマに掲げました。挑戦する勇気をもち、挑戦することは新しい世界に飛び込むチャンスであると捉え、進んで挑戦してみようと呼びかけました。そして、参加者全員の協同で未来の自分を見つけることをゴールに掲げました。

3日間のキャンプ中は、上記のテーマのもと「参加者の交流時間・異文化理解に関するディスカッション・自己を見つめ直し、自己を表現する中で新たな自分の一面を発見すること」を軸に活動しました。

まず、留学生も生徒も参加者全員が偏ることなく一様に交流できることをねらって、班対抗のゲームを行ったり、活動ごとに違ったグループ編成を組むなどして、積極的なコミュニケーションがとれるような場を多く提供しました。その結果、昨年度のキャンプよりも参加者同士が気軽に親しみをもって話をする様子が見られました。

次に、全日程を通して「どのように考え&行動したら、異文化が存在する世界で全員が幸せに過ごすことができるのか?」についてディスカッションしました。留学生、中高生、そして留学を控えているAFS派遣生らが、共に世界規模の問題を話し合うという経験は、参加者全員にとって大きな刺激となりました。参加者からも、自分の今後を考えるきっかけになったという声を多く聞けたので、今回のディスカッションは視野を拡げ物事を多角的に考える良い起爆剤になったと思います。

さらに、参加者同士が将来の夢を語り合い、その夢に近づくために何をすべきか?を皆で一緒に考えました。国や文化が違っていても、同世代の思いや感性には共通する部分が多くあります。夢をシェアした後は、互いに声援を送り合う姿が見られました。また、自分の夢を他の人に話すという行為を通して、その夢を実現させようという思いを、より強固なものにできたようです。

わずか3日間のキャンプでしたが、様々な国や地域から集まった参加者達は、あっという間に仲間になり強い絆を作ることができました。そして、参加者1人1人が仲間との活発なコミュニケーションを通して未来の自分を見つけ、自分の夢に向かって努力を続けようとする意欲を高めることができたという大きな収穫を得ることができました。

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過去のキャンプレポート:2018年 みちのくキャンプレポート
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