「母さん、来週かえるよーっ!!」シネイドから来た突然のメール!
まるで、近郊の街から帰ってくるようにシネイドは、オーストラリアから突然帰ってきました。今回で、我が家には4回目の里帰りです。

シネイドとの初めての出会いは6年前になります。
恥ずかしそうに日本語を少しだけしゃべる、シャイな女の子でした。
6年前は、東日本大震災で日本中が不安でいっぱいだった年です。原発や、地震などの影響を受け、何人もの留学生が辞退したと聞いていた中で、「絶対に日本に行く!」と期待と希望を持ってやってきてくれたシネイドに、私たちスタッフは心から喜んだのを憶えています。

AFSの一年間の留学生活も終わり、いったん帰国し、オーストラリアの大学に進み、再度、日本の大学に一年半留学しました。
そして現在は、メルボルンで、中学生から高校生までの生徒に日本語を教える教師をしています。

初めて出会った頃の、恥ずかしそうに日本語を話すシャイなシネイドは、いつの間にか、しっかり者の、素敵な女性になっていました。

「10月1日にシネイドが帰ってくるよ!」の一言で、スタッフたちが集まってくれました。
シネイドの大好きな日本料理をたくさん作って迎えてくれました。これが、尾三支部の温かい良い所だと、つくづく思い、本当に感謝しています。

お料理
乾杯

ウェルカムパーティーでは、同じ時期、一緒に尾三支部で留学生活を送ったスイスからの年間生オリバーもテレビ電話で加わり、近況を報告しあいました。
現在、受け入れている留学生や帰国生も集まり、時間も距離も超えた交流に、AFSのキズナを実感したひと時でした。

オリバーと

一週間の滞在を終えて、シネイドは帰国しました。
「行ってきます!また、帰ってくるね!」と、一杯の笑顔と言葉を残して。


シネイドから、支部のスタッフへ

今回の帰郷で、尾三の皆さんに会えて、本当に嬉しかったです。昔、今、将来の話が出来たこと、とてもリフレッシュ出来ました。
オーストラリアに帰って、生徒達に日本の素晴らしさ、異文化交流の楽しさを伝えます。本当にありがとうございました!
-シネイドより

集合

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