「WITH YOU ❣️ つながろうAFS NIIGATA 」

2014年―2015年 フランス Mr. Tuan―Anh Bach (ニックネーム:トナン)

 

現在のトナン

皆様、
こんにちは、お久しぶりです、AFS日本協会2014年春組年間生のトナン・バークです。この夏、25歳になりましたので日本に初めて来てから気づいたら7年間が経ってしまいました。
現在、フランスのソフトウェア企業の日本支部でお勤めさせていただいて、プロジェクトとポートフォリオマネジメントにつきましてITコンサルティング活動をし、日々に日本とアメリカの製薬会社や研究開発企業と関わっています。コロナ緊急中に就職しましたから日本にある会社に勤めていても、今はまだフランスにいます。近来、ちゃんと日本に引っ越せるようになりますでしょう。

本国のご家族

正社員になった今の自分でも、日本で様々な人と譲り合った学び、愛情と友情を、今でも胸に強く抱いています。人を出会い、互いの文化を分かり合って、10ヶ月で得た経験と思い出の影響を今でも感じます。この留学経験を、周りに支えてくれる人、或るいは色々なことを教えてくれる人がたくさんいたお陰様で充実に送られました。それは、ホストファミリーになってくれた二瓶さんと草間さんや、新潟商業高校で出会った先生や友達、又はAFS新潟のスタッフの皆さんと留学生同士の仲間です。喧嘩などもありましたけど、迷いなく皆様と過ごした時間がとても貴重な時間だと今でも少し目を閉じるとよく思い浮かべます。

ホストファミリーの二瓶さんと京都、清水寺門前で撮影

一人で何でもできると思っていた自分が心の支えをたくさんいただいた結果に、人は島嶼にあらずということがよく理解できました。一人では何もできないからお手伝いを求めることがどれだけ大事なのかが分かりました。その代わりに、国籍と身元に関わらずに他の人が困ることがありましたら無私と無償で手を差し伸べる大切さを深く心に刻みました。そうやって、入社をする前に、私が新潟にいた頃にサポートを受けたのと同じように、住んでいた都市に来ていた留学生を支える活動をしてきました。それ以来、理想の技術的で国際的なお仕事を今できる運があったとしてもシンプルな生活を送っています。

新潟支部同期の留学生たち

辛い時に、日本で応援してくれる家族と友達が必ずいると知って、日々に力が溢れます。日本から帰った後、将来は日本で独り立ちして生活を送りたいという夢を持ちました。フランスで過ごした高校生活の最後、それから6年間の大学生時代でその夢に導かれて、今は胸を張ってその目的はもうあと少しで達成すると言えます。ゆえに次の夢に向かって何をしたいのかがまだ考えています。パンデミックの中でも可能性が無限ですね。
この留学期間は間違いなく人生の中に一番誇り高い、満足である10ヶ月でした。感謝しています。
日本に住むことが久々で高校の時代と比べて日本語が大分錆びてきてしまいましたが、どうかご理解いただければと思います。

クラスメイト
修学旅行で沖縄に行き、日本文化系活動をしたものです

またお会いしましょう。


支部へのお問合せ

(公財)AFS日本協会 新潟支部
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