2021年10月、2つのグループにわかれて来日したアジア架け橋プロジェクト第4期生(18か国/地域・235人)は、全員が2週間の自主検疫期間を終了。10月末日までに全国各地の受け入れ地域へ移動し、日本での高校生活をスタートしています。

通学初日の生徒たち1(練馬支部配属生)
通学初日の生徒たち2(練馬支部配属生)

成田空港付近のホテル滞在中は、それぞれが個室からオンラインで来日直後オリエンテーションを受講。留学に欠かせない異文化理解学習(Intercultural Learning)、医師による安全対策指導、日本の文化・生活・習慣やマナーを学んだほか、日本語テストや日本語学習も実施しました。

白良浜にて、ホストファミリーや支部ボランティアとともに(AFS 紀中支部)

学習の空き時間には、支部ボランティアが中心となり、各地域で受け入れ予定の生徒とともにオンラインセッションを実施。各地域への移動前に、ホストファミリーや受け入れ校との交流をうながし、留学生の適応をサポートしました。

空港で多くの人々から出迎えを受けた生徒たち(AFS 旭川支部)

第4期生は、今年8月に来⽇予定でしたが、コロナ禍で延期になっていました。2022年3月中旬まで、ホストファミリーまたは寮に滞在しながら、全国42都道府県・163校に通学。日本の高校生や地域の方々との国際交流を深めます。

ボランティアに出迎えられた6人の生徒たち(AFS 大阪中央支部)

なお、生徒たちが全国各地で滞在する様子は、プロジェクト公式Instagram @asia_kakehashi で掲載しています。

八戸で温かく迎えられた生徒たち

※記念撮影時は、周囲に人がいないことを確認したうえで、撮影時のみマスクを外している場合があります。

◆支部からのメッセージ

「モンティ君もアイリスさんも疲れた顔も見せず元気に(電車から)降り立ちました。ふたりには有意義な留学生活を送っていただくよう、支部員みなでサポートしたいと思います。諏訪は、この時期にしては暖かい日でよかったです」(2021年10月16日、AFS 長野南信支部)

◆アジア高校生架け橋プロジェクトとは?

本事業は、文部科学省の補助事業として、2018年からアジア各国/地域から5年間で計1,000人の高校生を招聘するもので、公益財団法人AFS日本協会が実施しています。
▼文部科学省補助事業 アジア高校生架け橋プロジェクト

2021年度、「アジア高校生架け橋プロジェクト」で来日した留学生は、日本政府の留学生入国ガイドラインに沿い、全員がPCR検査を複数回受検しました(入国72時間前および入国時)*。入国後、成田空港付近のホテルで2週間の自主検疫期間を経て、全員の安全確認が行われた後で、滞在地域へ移動しています。
*変異株指定国からの生徒は、自主検疫期間中に複数回のPCR検査を受検しました。


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