AFSには、高校生の海外留学を応援する奨学金が複数あります。愛知県内に住んでいる生徒、もしくは愛知県内の学校に通う生徒を対象にした奨学金が「東海東京財団 留学奨学金」です。東海東京フィナンシャル・ホールディングスを母体とする一般財団法人東海東京財団からのご寄付で成り立っています。

地域の将来を担う人材、グローバルに活躍できる人材を育成するため、AFSで留学する生徒を対象に、1人あたり100万円を給付する奨学金です。2019年派遣の第1期から継続して、2023年派遣で5期目となります。選考の結果、2023年は5名が選ばれ、2022年12月15日、受給生を対象に授与式を開催いただきました。

授与式では、東海東京財団の評議員の合田一朗様より、激励のお言葉をいただきました。「語学だけではなく、勉学で身につけるスキル、人脈づくり、文字や形に表しにくい文化や雰囲気などを感じ取ってほしい。帰国後は大きくはばたいてほしい。実り多い留学となることを祈念している」というお言葉に、生徒たちは、心意気を新たにしていました。

奨学生に向けて激励の言葉をいただきました

続けて、AFSから生徒に向けて「保護者の理解、学校の方の協力、ホストファミリーがあっての留学。感謝の気持ちを忘れずに」とエールを送りました。

奨学生たちは「看護師として人を助けたい」「建築を学び肌で感じたい」「留学経験を活かして情報工学を極めたい」「地球環境を守るために地球規模で考えられる人になりたい」「世界の人々が楽しめるゲームクリエイターとなりたい」など、1人ずつ留学の抱負を述べました。

留学はいろんな可能性を秘めています。オープンな気持ちで留学先の生活を楽しんでください。長い将来、留学体験を活かし、地域・世界に貢献していってくれることを願っています。

2023年派遣予定の「東海東京財団留学奨学金」受給生

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