4月23日、茅野駅前ワークラボ八ヶ岳で春組生3名(スイス、タイ、イタリア)の歓迎会を約30名の参加者で開催いたしました。

約30名の参加者で賑わいました。飲食も解禁にして、支部員手作りのケーキが好評でした

新しい3名はおそらく一生懸命日本語での挨拶を用意したのだろうと思われますが、緊張しながらも笑顔で自己紹介、日本に来てからの日々の報告をしてくれました。また、どのホストファミリーさまも生徒を愛情をもって受け入れていくださっているのがわかるご挨拶でした。それぞれのLPさんが丁寧にサポートしてくださって、学校とのやりとり、体調不良時の対応など、サポートを始めています。まずは、元気に学校に通えて、楽しいと思ってもらえたら、と考えます。

スイス生はチアダンス部に入ったそう。ファミリーとも日増しに仲が深まっている様子
タイ生は大学生のホストブラザーがわからないことを通訳してくれます。ホストシスターも学校も同じで気にかけてくれています
イタリア生は支部到着直後に体調不良になりましたが、元気になりました。アニメやマンガが大好き!

春組生の紹介の後は秋生(アメリカ、スペイン)のプレゼンテーションでした。
アメリカ生は自国の学校の1日について、スペイン生は出身地バルセロナでまさにその日4月23日に行われるサン・ジョルディのお祭りについて発表してくれました。どちらも観光サイトやガイドブックにはない情報で、参加者が熱心に聞き入り、質問も多くありました。

アメリカ生は自国の学校生活について発表しました。給食はマズイそうです笑
スペイン生はちょうど同じ日に故郷で行われているサン・ジョルディのお祭りについて発表してくれました。バルセロナの紹介もバッチリ

続いて、5名の初めて参加された方の紹介をしました。コロナ以降、関係者以外の参加を控えて少ない人数での集まりにしていましたが、派遣希望者の方、新しく創設された赤羽奨学金の関係の方、など色々な出会いの場となりました。こうして、交流の輪が広がっていくのが、AFS活動の醍醐味です。
後半は生徒をサポートするLP(リエゾンパーソン)さんをよく知ってもらおうと、「ウソ・ホント」のクイズでした。
LPさんの印象が残って、生徒さん、ファミリーさんに信頼してもらえる一助となれば、と企画しました。各LPさんには、前日にお願いしたのにも関わらず、少しだけプライベート情報もオープンにしてくださり、楽しいクイズとなりました。

LPさんはこんな人!どれか一つがウソです。どれかな?

また、生徒それぞれの母国語に関するクイズをして解説してもらったり、日本語を一から学ぶことがどれだけ生徒にとって大変かを理解してもらうように日本語のクイズにも挑戦してもらったり、思いもよらないクイズの答えに一同「へぇ~」。
異文化を理解することは留学生だけが頑張るのではない、サポートする側の働きかけ、歩み寄りが大事なこと、また、生徒にとっては何でもお膳立てされているわけではなく、自ら行動を起こすことが大事、ということ、すなわち、双方の歩み寄りによって「ベスト・プラクティス」が生まれることに私たち支部員がまず認識してボランティア活動に対処することが大事だと思います。春の生徒たち、秋の生徒たちとともに、私たちボランティアも果てしない「異文化学習の旅=Learning Journey」を続けます。

7月まではこの5人です。よろしくね!

当日は長野日報の方が取材に来られました。 お互いに歩み寄って AFS留学生歓迎会(長野日報)


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