2019年春短期派遣プログラムに参加して、日本では体験できないたくさんの貴重な経験をすることができました。
ウェールズは街並みがきれいで人々が優しい印象でした。街の至る所にウェールズの国旗が飾られていたり、街の中心にもお城があってとても新鮮でした。

私はウェールズの人々の優しさに日々助けられていました。道やバス停などを尋ねるときに分かりにくい英語を一生懸命聞いて答えてくれたり、支払いに時間がかかっても嫌な顔をせずに待ってくれて人々の温かさをとても感じました。今まで日本で道に困っていそうな外国の旅行客を見ないフリをしていました。でも、今度見かけたら自分から話しかけて英語を使って助けたいです。

印象に残っている課外アクティビティはケルフィリー城を訪れたことです。アニメの世界に出てくるような迫力があって想像以上に敷地が大きくて驚きました。ここが実際に昔、攻撃や争いの為に使われていたと思うとドキドキしました。
チリ人の留学生グループと一緒に訪れて、途中チリ人の子ともお話しました。お互いの国のことや言葉を教えたり、とても仲良くなることができました。お互いいつも話す言語が違っても、英語を通してコミュニケーションをとることができて嬉しかったです。
みんなでジャンプをして誰が跳べなかったか確認して、リズムを合わせて跳ぼうと笑い合って写真を撮ったこと、ずっと忘れません。

また、ホストファミリーにも本当にお世話になりました。私のことをお客様としてではなく、家族として受け入れてくださったのが本当に嬉しかったです。
イギリスの伝統料理を作ってくれたり、笑わせて話しかけてくれたりして、家に帰ると疲れや不安がふきとぶように感じました。第2の故郷として再会できる日を楽しみにしたいと思います。

現地での一番の思い出は、一緒に9人の仲間とサポートしてくれた引率スタッフのみぞさん(溝口さん)と二週間過ごすことができたことです。全てのプログラムを一緒に経験して、チリ人の仲間やスクールの先生などと英語で話したり、お昼を食べたり、ショッピングをしたり、様々なアクティビティを通してみんなと協力して楽しめたからこそ、二週間の日々がかけがえのないものになったと思います。

今回プログラムに参加して「積極的に会話をすること」が大切だと強く感じました。道やバス停を尋ねるときやホストファミリーとお話するときなど、自分で出来る限りの英語を考え、自分から話しかけて、話している会話に自分が参加して…「自分から」動くのと動かないのとでは得られるものは違うと思います。
最初私は、英語が上手に通じるのか不安でしたが、せっかくイギリスに居て話すチャンスなのだと自分に言い聞かせて、ホストファミリーと食事のときなど話すように心がけました。もちろん上手く自分の言いたいことが伝えられないときもありました。でも、ジェスチャーや他に伝えられる代わりの英語はないかと考えて話すと、通じたり理解してもらえることが多く、「自分の英語が通じた!」という喜びも自信につながりました。
でも、まだ相手が話している内容が完全に分からないことやジョークが分からないこともありました。もっともっと英語力をつけていつかはジョークを理解して笑ったり、もっと話せるようになりたいです。

また、ホームステイを通してイギリスやウェールズの文化を体験できました。特に印象的だったのは“lovely”という言葉をよく使っていたことです。現地でよく使われると出発前に聞いていましたが、実際に話してみて使っているのを聞いて新鮮な気持ちになりました。現地で生活を送って会話をしたからこそ感じることができたと思うので、これからも英語で会話をするとき使ってみたいです。

二週間、私にとって大切な思い出になりました。ホストファミリー、出会った仲間、一緒に行動した9人、みぞさんがとっても大好きです。本当にありがとうございました。

ウェールズ短期プログラム派遣 M.A.

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