ホストファミリーの朝は早い、毎日6:00から10: 00までニワトリをさばく。といのも僕のホストファミリーはニワトリの養鶏場を経営しているからだ。
ホストファーザーが養鶏場を所有しておりホストマザー、ブラザーと共にその手伝いをしている。

10:30に朝食をとる、ニワトリスープとフライドチキン、あとご飯も食べる。
さすがに10ヶ月もニワトリを食べているとうんざりだが、 せっかく作ってくれたのだ全部残さず食べなければいけない。

11:00養鶏場の隣にある餌を製造する大きな機械のある所で、餌が入っている袋をトラックに詰める。これが非常に大変で、餌1袋40キロほどする。
トラックに詰めたあとは、養鶏場へと運ぶ。そしてまた戻り、また詰める。これを5、6回繰り返す。3回目ぐらいで腕がパンパンにり腰も痛くなってくる。しかし、 みんな文句1つ言っていないので、弱音は吐けない。

15:00ようやく昼食だ、しかしまたニワトリスープ。寿司が食べたいなと思いながらニワトリスープを食べる。

15:30から17:00までニワトリに餌をやる。その後、別の養鶏場でニワトリを出荷するため、ニワトリ専用のケースに入れる。そのためニワトリを手ずかみで捕獲しなければいけない。
ケースに入れた後は、トラックにケースを詰める。そして、業者の所まで運びに行く。辺りは真っ暗で、野犬がうようよしている。
トラックからケースを下ろして、今日の仕事が全て終わる。

20:00家に到着。服、体はフンや餌で汚れている。だから、シャワーを浴びたいが、夜はお湯が出ないためシャワーに入れない。

21:00から夕食だ。もちろんニワトリスープ。あとパンと牛乳だ。

21:30また明日に備えて就寝。こうして私の1日が終わる。

確かに仕事はとても大変だったが、嫌になったことは一度もない。なぜかというと、親を手伝うのは家族として当たり前で、何より仕事の休憩中の会話が楽しかった。
会話するたびに語学が上達していることが嬉しかった。日本では、決してできない経験ができてよかったと思う。
最後に私の留学を支えてくださった方々に感謝したいと思います。

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AFS63期 エクアドル派遣 / 吉村佳祐
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この記事のカテゴリー: エクアドル 年間留学体験談