
留学レポート 一期一会
私の家族はウッドマンファミリーで、両親、13歳の妹と一緒に住んでいます。毎日の中で学ぶことももちろん多いですし、父の農場、競馬、建築材具店という多岐にわたる仕事場では多くの体験をさせていただいています。彼らとの毎日は、一日たりとも同じことが起こる日はありません。

私の家族はウッドマンファミリーで、両親、13歳の妹と一緒に住んでいます。毎日の中で学ぶことももちろん多いですし、父の農場、競馬、建築材具店という多岐にわたる仕事場では多くの体験をさせていただいています。彼らとの毎日は、一日たりとも同じことが起こる日はありません。

初めてここに来た日の夜、オーストラリアの国旗にもある南十字星、はっきりとみえる天の川、生まれてはじめて見た空いっぱいの星にとても感動したのを一生忘れることはないと思います。

オーストラリアの家族には本当にお世話になりました。本当の家族のように可愛がってもらい、パパとは友達のように毎日毎日爆笑しながらふざけて遊びました。そして二人してママによく怒られていました。喧嘩することもありましたが、二人とも本当にいつまでも私の家族です。

始まりがあれば必ず終わりがあります。日本でのお別れだと、また会えると思えるのですが、外国だと簡単には会えません。 ここにいる全員ともう一度会うというのは不可能なのではないかと思うと、涙がとまりませんでした。

みちのく応援奨学生として、オーストラリアのタスマニア州に留学していました。 この10ヶ月間は、自分探しの留学であったとともに、東日本大震災について外国の観点から考え、またより多くの人に知ってもらうための留学でもありました。

私のホストシスターは、とても感情が表にでる人です。そのことに気がつくまで、何度も落ち込みました。会話が聞き取れなかった時に「What?」と聞くと、怪訝そうな怖い顔をします。悲しくなって、質問があっても黙っていた時もありました。

留学してから自分について、文化について、言葉について考える時間がたくさんありました。私はオーストラリアが大好きです。 家族みんなで晩ご飯を食べて夜はコメディを見ながら笑って一日あったことを話す、うまく言葉では言えませんがオーストラリアは本当にあたたかい国です。

Aussie英語は国の歴史背景から訛やスラングが強く、個性があふれていてとても興味深いです。英語はもちろん、タスマニアには様々な文化の違い、自然の素晴らしさなど日本にいては想像できない、新鮮なものがそこら中に転がっています。

オーストラリアで出会って、友達になってくれた100人のサインを集めたノートのそれぞれのサインの下に写真を貼って、その人を忘れないようにします。このノートは、私の最高の留学の思い出でもあり、私の一生の宝物になると思います。