「より公正で平和な世界の実現に必要な知識、能力、理解力を多くの人びとが身につけるため、さまざまな異文化と接する機会を提供する」
この一つの目的のもと、AFSは世界各地で活動を続けてきました。
AFS日本協会は、国内で最も長く続いている交換留学事業で、2020年までに国内から2万人以上の10代を世界に送り出し、国外からは約2万人の高校生を受け入れてきました。AFSの理念に共感し、高校生、学校、ファミリーたちをサポートするボランティアの力があってこそ、地域を越え、年代を越えて、日本各地で広がってきた異文化理解の活動です。
現在、AFSは、より多くの若者と幅広い世代に異文化学習の機会を広げられるよう、各種オンライン学習プログラムの提供も始めています。
AFS日本協会はいま、あらゆる経費削減策を講じています。しかし、継続してボランティアを育成し、各種プログラムを運営し、AFSのネットワーク、知見、経験を次世代に受け継ぐためには、1億円のご支援が必要となっています。
これからも10代の若者を中心に、多くの人々が多文化共生について考え、学びあう機会を持ち続けられるようにしたい。
どうか継続してAFSへご支援を賜わりますよう、何卒よろしくお願い申しあげます。
2020年12月
公益財団法人AFS日本協会