実績

2024年度は、AFS活動全体を支える「AFS活動支援寄付」とあらかじめ使途を決めた「奨学金寄付」に、計1億6197万円のご寄付を頂戴いたしました(2024年1月1日~2024年12月31日)。

AFS活動支援寄付

2024年度はAFS活動全体へのご支援をお受けする「AFS活動支援寄付」に43,201千円のご寄付をいただきました。活動支援寄付は、草の根でAFSの教育事業を支えるボランティアの活動費をはじめ、全国支部と情報を共有するための基盤整備、よりよい体験を提供するための研修などに活用をさせていただいています。

奨学金寄付

2024年度はAFSのプログラムに参加する国内外の若者を支援する「奨学金基金」に計118,777千円のご寄付をいただきました。奨学金は、プログラム参加にかかる費用負担を軽減することで、優秀で意欲ある生徒の学びを支えています。プログラムに参加する高校生を増やすことで、生徒を支える周囲の人々にも学びの機会を拡げることにつながっています。

特定基金の活用状況

特定基金には下記の種類があります。(2025年5月現在)

〈寄付受付中の基金〉

〈寄付受付を終了した基金〉

※1:AFS平和の鳩プロジェクトは2024年派遣生への支給をもって終了しました。基金残は規程に基づきAFS年間派遣プログラムの継続のため活用いたします。
※2:AFS岐阜つながる奨学金は故人の遺志に基づいて運用されている奨学金です。本奨学金へのご寄付は受け付けておりませんが、同様の取り組みにご関心のある方は広報募金室までお問い合わせください。
※3:「みちのく応援奨学金」の趣旨を受け継ぐ奨学金で、日本国内の自然災害の被害を受けたAFS生の留学費用を援助します。年間派遣プログラムが対象です。「みちのく応援奨学金」は東日本大震災ならびに福島原発事故により被災した地域のAFS 年間プログラム参加生を対象とした奨学金で、2012年から2020年まで16名のプログラム参加を支援しました。

企業・団体による奨学金

多くの企業・団体がAFSプログラムを対象とした奨学金を設けてくださっています。

(五十音順)

対象 奨学金名(※) 支援企業・団体
派遣 イトーヨーカドースカラシップ ITO FOUNDATION U.S.A
派遣 オデッセイIT奨学金 株式会社オデッセイ コミュニケーションズ
派遣 高校生国際体験プログラム 公益財団法人 公文国際奨学財団
派遣 JBS海外留学奨学金 日本ビジネスシステムズ株式会社
派遣 ソニーグループ国際教育基金 ソニーグループ国際教育基金
派遣 田口福寿会AFS留学生奨学金 公益財団法人 田口福寿会
派遣 東海東京財団留学奨学金 一般財団法人東海東京財団
派遣 長岡市米百俵財団 高校留学奨学金 公益財団法人長岡市米百俵財団
派遣 新潟市国際交流協会高校生海外留学奨学金 公益財団法人新潟市国際交流協会
派遣 城西グリーンシュート奨学金 福岡城西ロータリークラブ
派遣 三菱商事高校生海外留学奨学金 三菱商事株式会社
派遣・オンラインプログラム 森村豊明会高校留学奨学金 公益財団法人森村豊明会
受入 ジンテック奨学金 株式会社ジンテック
受入 明治ブルガリア奨学金 株式会社 明治
受入 Mitsui Resources International Scholarship / Akito Sumibo Scholarship(※) ITSUI RESOURCES PTY.LTD.
受入 奨学金プログラム(※) インド三井物産

※AFSパートナーへの寄付事業。現地組織とAFS日本協会が共同でプログラムを実施しています。

派遣生向けの各奨学金の詳細は、奨学金一覧でご確認いただけます。

奨学金受給者メッセージ

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“私が今留学できているのはボランティアで受け入れてくれている家族と学校、そしてAFSをはじめ、関わる全ての人々のおかげです。”pay forward”という言葉があります。この言葉のように、自分が受けた善意を他の人に繋ぎたい。支えて頂いている分、他の人々のために善意を繋げていきたいです。これからも、ボランティア活動を通して、自身の成長と地域貢献をしていきます。”
―2024年・71期 アメリカ派遣/O.Sさん

年間留学体験談
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“私が留学を通じて成長した点と新たに学んだ点は、迅速かつ正確に意思決定する力がついたこと、家族の大切さを再認識したこと、「全ては自分次第である」と実感したことです。留学中はしばしば困難に直面しましたが、今後はどんな困難に直面しても、前向きに乗り越えられる自信を持てるようになりました。私にこの貴重な留学の機会を与えてくださった支援者様、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。この経験は、今後の人生においても大きな力となることでしょう。”
―2024年・71期 スイス派遣/Y.Nさん

年間留学体験談
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“初めて日本に来たのは昨日のことのように感じます。でも今は違う人生を生きているみたいです。初めて日本に来た時の私は、今の私ではありません。
留学することで自分の時間が限られていることに気づき、自分の人生を精一杯生き、経験できることはすべて経験しようと決めました。この新しい自分でアメリカに帰り、この地球の時間を最大限に活用し続けようと思います。大好きな人たちとできるだけ多くの時間を過ごし、自分の好きなことを一生懸命頑張り続けます。
この留学は忘れられない経験となり、私を支えてくれたすべての人に感謝しています。この10ヶ月間ありがとうございました。”
ー2023年 アメリカから来日/レクシーさん

来日留学生の体験談

活動報告書のお届け 

年1回、AFSの活動をまとめた活動報告書「This is AFS Effect」を発行しています。寄付をくださった企業・団体、年額1万円以上ご寄付くださった個人の皆さまには郵送でお届けしています。デジタル版は年次報告書のページにて公開しております。

AFSの関連ニュース

日々の取り組みは、随時、WEBサイトの各ページでご紹介しています。

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ボランティア研修

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国際理解教育の出前授業

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    AFS国際理解教育出前授業レポート@都立文京高校

    2019年12月11日、都立文京高校(東京都豊島区)の1年生約360人を対象に、「これからの異文化理解~なぜ多様性は重要なのか~」と題して、簡単なアクティビティを取り入れながら講演を行いました。
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    AFS国際理解教育出前授業 @松浪中学校

    9月24日に茅ヶ崎市立松浪中学校の1年生の4クラス(計150名)でフランスからのAFS留学生オリンプさんを講師とした出前授業を行いました。 オリンプさんは4月にAFSの年間留学生として来日し、現在は神奈川の高校に通学しています。

寄付に関するお問い合わせ

公益財団法人AFS日本協会 広報募金室
Eメール:[email protected]