6月17日。間もなく10ヶ月余の留学生活を終えようとしているドイツ生とイタリア生に、長野南信支部恒例の帰国前インタビューをしました。(インタビューは英語と日本語をミックスで行いました)

-日本のいいところは? 逆に最後まで苦労したことは?

イタリア生「日本人の礼儀正しさがいいところだと思います。苦労したのは日本語の習得です。日本語は難しいです」

ドイツ生「日本の食べ物はなんでも美味しいです。特にお蕎麦、トンカツ、ラーメンは高校生男子の胃袋には最高です。苦労したのは蒸し暑さです」

-ホストスクールのいいところはどんなところですか?
思い出に残っている行事はなんですか?

イタリア生「先生がいつも優しく丁寧にサポートしてくれました。先生の存在は心細さを和らげてくれました。友達との思い出もたくさんありますが、クラスマッチ(クラス対抗の球技体育祭)が一番の思い出です。クラスの団結心に興奮しました」

ドイツ生「留学の後半は、班活(部活)でラグビー班に入りました。ラグビーは初めてやったけど、楽しかったし、友達もいっぱいできました。友達を通して日本語も話せるようになりました」

ホストファザーの言葉を借りるなら、あまりきれいでない日本語もこの頃から出るようになった(苦笑)そうですが、その分、コミュニケーションが進んだのでしょう。

-ホストファミリーについて、どんなことが印象に残っていますか?

イタリア生「私の適応が進まないときも辛抱強く待ってくれた。感謝しています。家族で長野市へ行ったのがいい思い出です」

ドイツ生「ホストファミリーと過ごした全ての日が最高の思い出です。京都や九州など旅行したのも嬉しかったけど、何気ない当たり前の毎日も宝物」

-長野南信のいいところを3つあげてください。

イタリア生「1.山がきれい。特に冬の雪山はきれいです。2.おやき。野沢菜のおやきが好きです。3.人。皆、優しくて、温かい」

ドイツ生「1.フルーツ。来日当初は梨、葡萄に始まり、柿、りんご、いちご。留学中は色々な果物がおいしかった。2.人。みんな優しくて穏やか。3.田畑。ホストファミリーを手伝って稲刈りや畑の収穫をしました。日本のお米は最高」

-最後に次に南信支部に来る留学生に一言メッセージをもらいました。

ドイツ生「今は、多分、日本語が聞いてもわからないし、話すこともできないと思うけど、焦らないで。周りの人たちとのコミュニケーションを続ければ、最後は必ず、できるようになるから。頑張って」

イタリア生「友達やホストファミリーが色々な機会に誘ってくれると思います。疲れていたり、最初は興味がわかなかったりすることもあるかもしれないけども断らずに参加してください。それらは留学の終わりには大切な思い出になります。時間を無駄にしないでね。心を開きましょう!楽しんで!」

もうすぐプログラムを終える2人は達成感と自信に満ちて、眩しかったです。


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