10月14日(日)、今年もNPOみちてる主催のお茶会にお招きいただき、7名の留学生を含む総勢25名で参加しました。

お庭には秋の花々が活けられ、竹灯籠がしつらえてありました。そして迎えてくれたのは雅楽の生演奏。留学生たちは近寄って興味津々の表情で聞き入っていました。さらに、琴や竜笛といった和楽器にもチャレンジさせて頂きました。

その後、本格的なお茶席を体験させていただきました。銀杏をかたどったお饅頭とお抹茶を堪能し、厳かな中にも温かいおもてなしの気持ちが伝わってきました。ある留学生は「茶道は洗練されていて、日本文化の独自性と教養の深さを感じた」と感想を述べていました。

いよいよお楽しみのお食事です。季節の素材を生かし、美しく盛り付けられた点心をいただきました。着物の着付けを習っている留学生の一人は、自分で振袖の着付けをしてこのお茶席に臨みました。「お琴も弾かせてもらい、特別な体験だった」と喜んでいました。

また、来年派遣が決まっている生徒も二人参加し、「日本の文化をもっと学んで、派遣先で紹介したい」と意気込んでいました。最後に、ほかの参加者やボーイスカウトの皆さんと交流し、楽しいひと時が終わりました。

いま、海外で抹茶ブームが起きているそうです。グリーンティーではなくMATCHAで通じるとか。きっと留学生たちも帰国したら、この体験を家族や友だちに語ってくれることでしょう。


支部へのお問合せ

(公財)AFS日本協会 尾三支部
[email protected]


この記事のカテゴリー: AFS活動レポート

この記事のタグ   : 尾三支部