寄付企業に感謝。派遣生も屈せず充電

この1年間、世界的な感染拡大が地球を襲いましたが、北海道・どさんこ奨学金の2020受入生のトーマス・ロドリゲス君(アルゼンチン)は厳しい入国事情のなか12月に札幌支部に到着。
いま、”あこがれの北半球” 北海道で風土・文化・言葉などに挑戦しています。アジア架け橋生と一緒に北海道神宮や札幌冬季五輪を象徴する巨大なスキージャンプ場なども見学しました。

架け橋生とともに北海道神宮・大鳥居前
大倉山ジャンプ場

3月末には、帰国したどさんこ奨学生の佐々木楓花さん・山口里桜さんと、(株)ほくていホールディングス様(札幌市)の加藤社長を訪問しました。
毎年多額の奨学金を寄付して頂いていることにトーマス君は「日本に大きな関心があったが実感のある情報がなかなか足りませんでした。ここでたくさん体験して帰国後は何度も“里帰り”を続けたい」と日本語で夢を伝えました。
山口さんも「母1人の私は奨学金に助けられました。留学したメキシコには引き続き大学に進学します」などと、皆さんそれぞれの感謝の気持ちを伝えると、加藤社長も「文化体験なども元気で頑張ってください」と励ましました。

加藤社長を訪問の3人
上島 北海道地域代表(左))

いっぽう、奨学生で昨年ドイツに派遣予定の1人だった藤波めぐみさん(根室管内・北海道別海高校)は「コロナのため留学が延期になりましたが、残念な事ばかりでもありません。部活を継続し、この間に英検準1級を目指しています」と、意気はますます盛んです。

AFSどさんこ奨学金基金には多くの個人から寄付を続けて頂いておりますが、ホクセイプロダクツ(株)ホクセイ金属(株)様(本社 高岡市)からも長年にわたり心の籠った寄付が寄せられております。コロナに苛まれるAFS活動ですが、今回も固いご支援を継続される皆様に心から御礼申し上げます。
この奨学金は毎年1人当たり50万円(計3人)を支給するAFSの地域奨学金制度ですが、2008年からこれまでに「派遣生」20名、「受入生」5名に贈られています。


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