2022年3月14日、千葉県成田市内のホテルで、文部科学省補助事業「アジア高校生架け橋プロジェクト」第4期生(18か国/地域・235人)のプログラム修了式を行いました。感染症対策のため、代表生徒をのぞく全員がホテル自室からオンライン参加で参加しました。

第4期生は、2021年8月に来⽇予定でしたが、コロナ禍で約2か月延期になり、同年10月に来日。6か月にわたり、ホストファミリーや寮に滞在し、高校や高専に通学しました。全国42都道府県・163校に配属された4期生は、日常生活や学校生活を通して、日本の家族・友達・先生方や地域の人々との国際交流を深めました。

証書を手にした生徒の表情は、コロナ禍という困難を乗り越えてプログラムを修了した達成感に満ちあふれていました。生徒たちは、3月17日までに順次出国し、帰途につきます。

修了生代表 ファイザン,ホセイン(バングラデシュ)に修了証書を授与する加藤暁子AFS日本協会理事長

スピーチ要旨(原文は日本語)

“私たちの留学経験は、一人ひとり異なっています。共通するのは、それぞれが日本で楽しい体験をしたこと。そして、誰もが何かを乗り越え、成長したということです。私も、正月、節分、ひな祭り、書道や茶道など、日本でいろんなことを学び、経験しました。同時に、学校などで、母国の文化を何度も紹介しました。日本の家族も、インドの家族も、私の日本での経験を喜んでくれました。
私は日本で「挑戦すること」を学びました。一つひとつ、目標を達成するたびに自信がつき、自分を承認できました。でも、この挑戦は、私ひとりの力ではなし得なかったことです。日本という第二のふるさとで得た家族、友達、そして先生のおかげです。「アジア架け橋」のおかげで、人生におけるすばらしい経験と思い出ができました。ありがとうございます。”

修了生代表あいさつをするシング,リシタ(インド)

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