2023年3月13日、「アジア高校生架け橋プロジェクト」第5期生10名が文部科学省にて永岡大臣を表敬訪問し、日本での約10ヶ月の生活体験プログラムの成果を報告しました。

5期生241名を代表して挨拶した生徒たちは「日本でいろんな経験ができた。素敵な瞬間だった。日本にまた戻ってこられるように頑張っていきたい。」「新たな考えをたくさんもらえた。もっと成長できるように頑張る。」「将来、日本の大学に行きたい。夢をかなえるために日本で勉強したい。」と日本に来られたことへの感謝を述べ、滞在中の高校生活やホストファミリーとの経験などを語りました。

永岡大臣からは「日本で経験したことを、国に帰ったらみんなに教えてほしい。みんなが大きくなったときに、日本を好きでいてくれて架け橋として仕事をしてくれたらと思います。また、たくさんの経験をされ、いろんなことを学べたと思います。20代30代と大きくなったらこの経験を活かした大人になってほしい。」と生徒に対し、両国の架け橋となって活躍されることを期待するお言葉をいただきました。

日本の高校生が初めてAFSの交換留学プログラムに参加したのは1954年のことです。1957年には初めて生徒を受け入れました。以来、70年近くにわたり高校生を対象としたAFSの交換留学事業は続いています。

今回の表敬訪問にあたり、AFS国際本部会長のダニエル・オブストは60年以上前に日本からAFSで留学した生徒の写真をお贈りし、今回のプロジェクトにより日本の高校生留学の新しい歴史がつくられることへの期待をお伝えしました。

文部科学省のウェブサイトもご覧ください。
「アジア高校生架け橋プロジェクト 第5期修了生等が永岡大臣を表敬訪問されました」

◆アジア高校生架け橋プロジェクトとは?
本事業は、文部科学省の補助事業として、2018年からアジア各国/地域から5年間で計1,000人の高校生を招聘するもので、公益財団法人AFS日本協会が実施しています。
文部科学省補助事業 アジア高校生架け橋プロジェクト


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