私はコクココ・ヌナです。16さいでガーナから日本に留学している交換留学生です。
日本に来た時は、日本について、アニメやSNS、そして数ヶ月間の勉強で得た知識しかありませんでした。また、日本語は自己紹介とお礼を言う程度しか知りませんでした。今でも日本語はあまり上手ではありませんが、日本で勉強し、日本文化を体けんするきかいを与えてくださったスポンサーの方が方々にかんしゃしたいと思います。
また、私を家族の一員として受け入れてくださったホストファミリーそして私を支え、素晴らしい経験をさせてくださったサポーターの方々にも感謝したいと思います。

日本滞在中、6つのホストファミリーにお世話になり、どの家族とも日本文化について学び、交流することができました。初めて餃子を食べたり公共交通機関の使い方を学んだり、様々な美術館を訪れたり初めて着物を着たりするなどたくさんの経験を積むことができました。それぞれの家族から一生の宝物となる思い出をいただきました。
学校では、学問的な文脈だけでなく、同級生からも日本の歴史、社会、美術など様々なことを学ぶことができました。英語が話せるかどうかにかかわらず私は初歩的な日本語の話し言葉、みぶりてぶり、そしてGoogle翻訳を使って、できる限りコミュニケーションをとろうと努力しました。
先生方は英語の説明が書かれたプリントを渡してくれたり、授業の理解度を確認してくれたりして、授業内容を理解できるように助けてくれました。
4月に新学期が始まりました。クラスメイトと同じクラスにならないのは少し寂しかったですが、クラス替えは新しい友達を作り、より多くの人脈を築く機会となりました。
また自分のコンフォートゾーンから抜け出すこともできました。学校のミュージカルクラブに参加したり、はっぴょうしたりと、日本に来る前には絶対できなかったことをすることができました。

この交換留学プログラムは私に新しい視点を育み、人として成長する機会を与えてくれました。もうすぐガーナに帰りますが日本での出会いと思い出はこれからも大切にしていきたいと思います。
この旅で私を支えてくださった皆様に、改めて感謝します。皆様がいなければ、この旅は成し遂げられませんでした。
ガーナに帰った後、皆様がいなくて寂しくなります。
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