3月の半ば、僕は一度も会ったことのない同世代の中学生達と(オリエンテーションで)同じ部屋にいた。自分も含め、みんな女子同士、男子同士でも話せないほど緊張していた。ただでさえ緊張しているのに、まして英語で話すことができるのだろうか。僕はかなり不安になった。

翌日、羽田空港からロンドンへ発った。一日の半分を空で過ごし、ロンドンへようやく着いた。やっと着いたイギリス。今日から始まる2週間に、昨日とはまた違う武者震いをしていた。

その翌日、語学学校のアランと一緒にカーディフを回った。町並みは日本とまるで違った。街の中心にはカーディフ城やミレニアムスタジアム、いたるところにレッドドラゴンの旗が掲げてあった。一目で歴史を持つ町と分かった。

町のはずれにある公園でチリやフランス、サウジアラビアからの留学生とフットボールをして遊んだ。とても夢中になって、気がつけば夕方になっていた。

ウェールズではバス通学を経験した。わずか20分の通学だが、学校から帰るとき61番のバスに乗って”Coop”というスーパーが見えたら降車ボタンを押すということに、初めは大変神経を使った。

僕はこのウェールズでの経験で、「積極的に話しかけること」が大切だと改めて気付いた。積極的に話すと、相手もこちらの話をしっかり聞いてくれる。これを意識して、チャレンジしていきたい。

ウェールズ短期プログラム派遣 T.M.

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