私はアメリカ・メリーランド州にあるジョンズ・ホプキンス大学で約1ヶ月寮生活をしていました。常に気温は高かったのですが、日本より湿度が低くとても過ごしやすかったです。

メリーランドのプログラムには世界12の国から生徒が参加し、共同生活をしました。私の部屋は4人部屋でイタリア人2人中国人1人のルームメイトでした。
毎日共用スペースの机に4人で集まり深夜まで課題をやったり、お互いの国の印象・文化や政治について話したりしました。

はじめは自分の英語力に自信がなく夜ルームメイトと話すのが緊張して仕方ありませんでしたがノートに書いて伝えたり画像を見せながら話したりと工夫して話すことでたくさんの事をシェア出来て楽しい時間を過ごせました。
なにげない時間でしたが私の留学の中でも大切な思い出の一つです。

平日は午前3時間午後1時間授業を受けていました。アメリカの地理・歴史・文化・エッセイライティングや生活マネジメントについて学びました。全員が初日にクラス分けのテストを受けクラスごとに出された課題をこなしました。
授業内容は難しく大変でしたが生きた英語に触れる事が出来るので毎日楽しく授業に参加することが出来ました。

ある日のナイトアクティビティはファッションショーで日本人は浴衣やハッピを着て日本文化を紹介しました。ほかの国の子たちにはすごく新鮮だったようで、かわいいね!と声を掛けてくれたり一緒に写真を撮ったりしました。アメリカの地で直接日本の事を教えるという貴重な体験が出来ました。

週末はワシントンD.C.・ボルチモア・フィラデルフィアやオーシャンシティに観光に行きました。
特にニューヨーク観光が思い出に残っています。自由の女神像やタイムズスクエアを実際に見て、今までテレビを通してみていた景色が目の前に広がっていて本当に感動しました。
日本語が通じない中町ゆく人に道を聞くことや買い物を通して実践的に自分の英語力を試すことが出来ました。

最終日、イタリア人のルームメイトに「なおは私が初めて見た日本人で初めてできた日本人の友達だよ。またいつか絶対会おうね。」といわれたのがすごく印象に残っています。
誰かにとって日本人のイメージが私になるのかと思うと身の引き締まる思いがしました。この言葉は私の心の中に一生残るものだと思います。
この1ヶ月楽しいことばかりでなく大変なこともたくさんありましたが留学してよかった!と心から思っています。応援してくれたすべての人に感謝したいです。

アメリカ・メリーランド派遣 小野田 菜緒

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