1月20日。多少の雪を心配しつつ、2018年3月に来日したアルゼンチン生とスリランカ生、2018年8月に来日したアジア高校生架け橋プロジェクトのインドネシア生送別会と、2017夏~2018夏にオランダに留学した帰国生の報告会を開きました。

帰国生座談会

会に先駆けて、午前中に留学生の帰国前座談会を開きました。
ホストファミリーやホストスクールでの思い出、自分が一番頑張ったこと、好きな日本の食べ物、長野南信のいいところなど、10の質問に答えてもらい、クリップボードに記入してもらいました。

「自分を信じて、あきらめない。困った時は周りの人に頼って」「長野南信のいいところは山がきれい」「好きな日本の食べ物はカツ丼」など、10代の若者の率直な思いに、ヒアリングする側にとってもうんうん、と頷いたり、思わず笑ったり、貴重な感想でした。そして、次にくる生徒のために動画メッセージをもらいました。

午後。いよいよパーティーの始まりです。恒例の1品持ち寄りのポトラックパーティーですが、バラエティー豊かに揃いました。
帰国する生徒は上手になった日本語で素敵なスピーチをしてくれました。インドネシア生とスリランカ生の母国の舞踊も会衆一同が見とれる素敵な発表で、惜しみない拍手喝采を浴びました。

左:インドネシア生舞踏 右:スリランカ生舞踏

オランダ派遣生の帰国報告は、言葉の壁で苦しんだ前半期はがむしゃらにオランダ語の勉強をしたことを聞きました。友達ができるかどうか悩んだ時は、ホストファミリーの言葉に励まされ、物事の明るい部分に注目して、自ら行動しようと改めて決意して、悩みを克服したそうです。

日本に来る留学生も、日本から行く派遣生もひと口には言えない様々な困難にぶつかり、葛藤を繰り返し、その中で出会う人々の愛情や自分を信じる力を感じるのは、おそらく同じなのでしょう。彼らのこれからの人生に幸あれ、と祈ります。


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